いま、白神はこんな様子です!

2022.8.3更新

白神山地も暑い夏を迎えています

7月15日から、白神ライン(県道28号線)が通行できるようになりました。
やっとお客様を、暗門の滝やブナ林散策道にご案内できます。
時間制限などいろいろありますが、まずはお問合せください。

     


写真 砂子瀬ゲート

こちらが砂子瀬ゲート。
仮復旧ですので
大雨や異常がある時は
通行止めになります。
何もなければ8時から16時半まで
片側通行できます。
青森みち情報などで
最新情報を確認して
お越しください。

夏は滝が最高!
暗門の滝の前では
こんな虹に出会えることも。
午前中が特におすすめです。
途中も川沿いなので
雨の場合は通行止めです。
ヘルメットレンタルなど
手続きも必要です。

写真 横倉雪渓
写真 湯ノ沢源流

もっと涼みたい方は
沢歩き体験をどうぞ。
足先を水に入れた瞬間
汗がひいていきます。
盛夏は、アブの歓迎だけが難点。
なんでもいい事ばかりでないです。
8月終わりがベストシーズンです。


足元の小さな花も
見逃さないのが
ガイド同行の特典。
ショウキランという
光合成しないお花。
この美しさは
さすがランの仲間ですね。

写真 シラネアオイ



8/3現在白神ライン通行止めになっています。
大雨のための一時的な、、、と信じたい。
山に行けず、暇ができたので、更新してます。
余裕がある時は、Facebookで発信します。https://www.facebook.com/ShirakamiMatagishaこのページのトップへ戻る↑


2022.6.30更新

「みどりの日」自然環境功労者受賞いたしました

この度白神マタギ舎が、環境大臣から表彰されました。

受賞理由は
「平成12年より、白神山地特有の自然環境を活かして、
利用者のレベルに応じた多様なエコツアーを実施し、
遺産地域としての価値・魅力の発信。
平成21年以来は、核心地域にあたる奥地での巡視に協力、
遺産地域内での動植物の調査業務ではルートガイドや情報提供を行う等、
自然とのふれあい活動に尽力。」してきたこと、だそうです。
これは、長年支えていただいた皆様のおかげと感謝しております。
本当にありがとうございました。

     


写真 環境大臣表彰

以前は東京で
表彰式だったそうですが
西目屋村の世界遺産センターにて、
自然保護官 齋藤純一様より
代表代理 工藤茂樹が拝受いたしました。

このセンターに赴任された代々の
レンジャー、アクティブレンジャー
の皆様にも、
大変お世話になってきました。

今年の奥山は、
川幅いっぱいの、雪渓あり。
標高200m台でもこの残雪。
高すぎて上に登れないので、
水の流れる雪のトンネルを
歩きます。
真ん中の穴に入ろうとしている所です。
崩れると大変なので
マタギ流の声掛けしてから・・。

写真 横倉雪渓
写真 湯ノ沢源流

沢の上流部では、
雪渓から冷気がただよい、
シラネアオイの花がまだ咲いています。
暑い日でも
足元は、雪解け水で冷たく、
寒いくらいです。
猛暑の皆様にお届けしたい!


山野草の女王と呼ばれる
上品な シラネアオイの花。

「雪を毛布代わりに冬を越す花」
と呼ばれることも。

日本固有種、一属一種の草本です。

写真 シラネアオイ



暗門の滝、津軽峠(西目屋村)方面通行情報。
県道28号線(白神ライン)が、冬の山崩れと大雪が重なり、道路開通できません。
7月中旬までは通れません。それ以降の話は、今後Facebookで発信します。https://www.facebook.com/ShirakamiMatagishaこのページのトップへ戻る↑


2022.5.14更新

春は里山歩きが楽しいです

白神山地では、雪が消えた場所から春が来ます。
奥山は、まだまだ通行止めですが、家の裏道なんかがいいのです。
リンゴの花畑を横目に、歩き始めます。
奥のブナ林よりも、木の種類が多く、景色やお花も変化に富んでいます。
西目屋っていいところだなあ、と思うのもこの季節。

     



写真 鷹巣つり橋

春の雪解け水の色は
独特の「ユキシロ」
川もダム湖も一番綺麗。
木々の春もみじや
新緑との取り合わせも
とても美しい。

川のそばまで
下りてきました。

見た目には美しい
この色の水ををマタギ達は
「重い」と表現します。
川を渡る時には
流れが強く、
とても危険なのです

写真 岩谷観音
写真 カタクリとコゴミ

周りを散策すれば
カタクリとコゴミの畑。
コゴミとは、山菜で
クルクル巻いたシダの芽を食べます。
元々薪を切った山が
お花や山菜が多く、
お散歩にはおすすめです。
花も団子(山菜)も
楽しめます。


山菜は採り尽くさないのが
マタギの鉄則ですが、
たくさんある時は
お散歩途中に収穫も。

とり残したコゴミは
それはそれで、きれいです。

来年また食べられる!

写真 キラキラの山



県道28号線(砂子瀬ゲート)開通は7月中旬以降になるそうです。
しばらく、ブナ林散策道、暗門の滝は行けません。

白神山地に行けないの?
とご質問いただくことがありますが
白神山地はとても広いので、入口の一つが開通しないだけです。
西目屋村では今の季節は里山歩きがおすすめです。
花も団子も楽しめるツアー企画しています。
詳細はfacebookをご覧いただくか、お問合せください。
https://www.facebook.com/ShirakamiMatagishaこのページのトップへ戻る↑


2022.4.27更新

白神山地の新緑始まりました

4月のはじめには、家の周りも雪だらけだったのに、
あっという間に桜が咲き出し、散り始めました。
山は、残雪と新緑で最高の季節を迎えつつあります。

     


写真 マタギ舎勢ぞろい

一番初めの春は、
フキノトウ。
雪どけの土が見えたと
思ったら、あざやかなみどり色。
動物も人間も
食べ物にしか見えないけど
小さな小さな花の集まり。

木々の新芽も美しい。
葉と花が一緒にでてくる
イタヤカエデ。

この時期のうすい葉っぱは
太陽を透して光る。

写真 光治さんお話
写真 雪山歩き

新緑の前に、まずは赤い葉。
モミジの仲間は特に鮮やか。
ハウチワカエデ。

きっちり折り畳まれている葉は
傘のようで造形が美しい。

今年はブナが花盛り。
このまま実になったら
豊作まちがいなし。

だけど、急に寒くなって
霜にあたれば結実しない。
今年の気候はどうなることやら・・・
クマやサルにとっては
大問題です。

写真 キラキラの山



西目屋村暗門方面、山開き遅れます。
県道28号線(白神ライン)が、冬の山崩れと大雪が重なり、道路開通できません。
春の開通の見込みはまだたっていません。
とってもいい季節なのに残念ですが、自然には勝てません。
白神のどこでもいいから行きたいという方はお問い合わせください。
Facebookは、https://www.facebook.com/ShirakamiMatagishaこのページのトップへ戻る↑


2022.3.25更新

今冬は、たっぷり雪を楽しめました。

寒い地方は寒い季節がおもしろい。
吹雪の時も、晴れた日も、深い雪も、硬い雪も、
それぞれのお客様に楽しんでいいただきました。
目屋豆腐作りにも、素敵なお客様がたくさん来てくださいました。
毎年の恒例行事にしてくださる方々も。
今年は春休みもまだまだ、雪あそびできそうです。

     


写真 マタギ舎勢ぞろい

山を登ってきたので
「さあ休憩」と思ったら
子供たちはすぐに遊び出してる。
木の間に雪の秘密基地。
「僕も入りたい!」と下から。

木に囲まれると安心するんだよね。

斜面ではもちろん尻滑り。
木と木の間を抜けて
コースがいくつもできます。
気温、お天気で
雪質が変わるので、
毎日、違う場所みたい。

写真 光治さんお話
写真 雪山歩き

今回は、雪山キャンプ。
平らな場所を、踏みつけてから
テントを張ります。
テーブルでもイスでも
作り放題。

キャンプサイトは
大人の秘密基地。

夜は天然プラネタリウム。
子供たちが星空を見上げる
イスを作ってくれました。

朝は、テントの中から
お天道様にごあいさつ。

今日もいい一日に
なりそう・・・。

写真 キラキラの山



里から近い場所で、春休みに雪山歩きをできるなんて、久しぶりのことです。
それはつまり、沢山の雪が奥山にも積もっているということ。
まだまだ、山奥の道路や施設の状況がわかりません。
春にお越しのご予定のお客様は、山開き情報にご注意を。
わかり次第facebookで発信していきます。https://www.facebook.com/ShirakamiMatagishaこのページのトップへ戻る↑


2022.2.19更新

寒い冬には、美しい景色に出会えます

西目屋村の乳穂(にお)ヶ滝が凍りました。

2月1日から今日現在、まだつながっていました。      


写真 マタギ舎勢ぞろい

2018年以来の4年ぶりの氷結。
小さな村にとっては大ニュースです。
4年前も白神の今で紹介してました(笑)

左側の上に祠、途中に
登っていく人がいます。

乳穂の滝は高さ33m。
上からツララが伸びてきて、
下からの氷とつながります。
2月1日、氷結の知らせの時は
まだこんな感じ。
これでつながってる?

写真 光治さんお話
写真 雪山歩き

滝の裏側を上に行く道が
凍っているので、慎重に。
近くに行ってみると、迫力満点!
氷の柱の太さ、滝の高さが
すごいのです。

滝が凍ることも
驚きですが、この裏側に
道をつけるものなかなか。
ここに祠があるのも納得。
自然の作り上げる芸術、
神様に感謝です。

滝の氷の様子で、夏の豊凶を占います。
今年は豊作・・だといいな。
例年はお祭りがありますが、
今年もコロナで中止です。
それでも夜間はライトアップしています。
あまりの人の多さに
お祭り?と思うほどでした。

色については、さまざま
意見もありますが。
個人的にはシンプルがいい。

写真 キラキラの山



冬だけの豆腐作り体験と雪のかんじき歩きは開催中です。
ご家族や親しい方のみのグループツアーになります。
感染対策を整えてお待ちしております。
雪山ツアーの詳しい内容は Facebook 2022年2月26日https://www.facebook.com/ShirakamiMatagishaこのページのトップへ戻る↑


2022.1.28更新

2022年もよろしくおねがいいたします

みんなで会えた嬉しいお正月になりました。

     


写真 マタギ舎勢ぞろい

久しぶりに白神マタギ舎
関係者が集まりました。
この時はまだ、
わりと気軽に集まれました。
人と会えるというのは
幸せなことです。

今はガイドを引退した代表。
写真を解説する姿は
変わりません。
先輩方の知恵に
みんな真剣な顔。

写真 光治さんお話
写真 雪山歩き

冬山では、深い雪に
斜面をジグザグに
登っていきます。
一歩一歩踏みしめて。
歩き方も道具も
昔からのマタギの知恵。

雪はいろいろ大変な事も
ありますが、
一瞬でも晴れると
この輝き。
これがあるから
雪国暮らしやめられません。

写真 キラキラの山



大雪やコロナなどいろいろ起こってきますね。
マタギの言葉に「苦しいときほど笑え!」と言われてきました。
今年も大いに笑っていきましょう。
Facebookは、https://www.facebook.com/ShirakamiMatagishaこのページのトップへ戻る↑


2021.12.18更新

今年もお世話になりました

パソコンを新しくしたら、更新がうまくいかなくなり、今頃になりました。
気が付いたら秋が終わり、季節は冬になってしまいました。
今更ですが、秋の終わりとなかなか雪のこない冬のご報告です。

     


写真 ビックイエロー遠景

11月後半、白神西側の深浦町で、
日本一のイチョウが黄葉します。
テレビでは見たことあったのですが
ライトアップは初めて見に行きました。
その大きさにびっくり。
右下に人影が写っています。


近づくと金色の森に包まれ、
圧倒されます。
明るさに、寒さは吹き飛んで
どこか暖かい気持ちに
なるのが不思議です。
写真や映像にも影響力は
あるけれど、実物、実体験には
やはりかないません。

写真 ビッグイエロー近景
写真 虹



遅い紅葉のあとは、
ずっと雨降りでした。
毎日必ず、何度も雨が降る。
時どき晴れ間がのぞく
時雨(しぐれ)のお天気。
だから何度も虹に逢いました。
それはそれで嬉しい!


雪が積もると岩木山の
美しさが引き立ちます。

さすがに岩木山には
何度も雪が積もっていますが、
里の雪はまだ数回です。
11月に雪になる分まで
雨が降りすぎたのかもしれません。

写真 初冬岩木山



11月中に林道閉鎖、マタギ小屋の冬じまいなど無事に終えました。
白神マタギ舎は、今年も素敵なお客様との出合いに恵まれました。
お越しいただいたお客様、応援してくださる方々に感謝申し上げます。

2022年、どうぞよいお年をお迎えください。
最新情報についてはFacebookで、発信していきます。https://www.facebook.com/ShirakamiMatagisha
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2021.9.4更新

今年の白神は暑かった

令和3年の青森は暑かった!
南の地方に比べれば、たいしたことはないのでしょうが、
8月末でも30度になる日もあり、長くて暑い夏でした。
今はすっかり、朝晩涼しくなってさわやかな気候です。

遅ればせながら、夏の盛りの沢歩きの様子をお届けします。

     


写真 沢歩き

木陰だけでも涼しいものですが、
川沿いは爽やかな風が吹き抜けます。
川の水温は16度くらい。
足を入れるだけで汗がひきます。
泳ぐには寒いくらいです。


川を歩いていると
時々ゴルジュ(両岸が岸壁の所)
と呼ばれる場所にさしかかります。
そんな時は、
岩に張りついて進みます。
滑らないように、落ちないように。

写真 沢歩き
写真 沢歩き

時にはこんな
滝の横を歩くことも・・。
水飛沫を浴びて、
夏は涼しくて、最高。


そしてまた、穏やかな流れに・・・。
瀬も淵も滝もあり、
川の表情はつぎつぎ、
うつり変わります。
白神特有の緑色凝灰岩は、
沢を特に美しくみせます。

写真 沢歩き



さまざまありますが、今年も変わらず山を歩けることに感謝して、今日も山に出かけます。
みなさまも、どうぞお元気でお過ごしください。https://www.facebook.com/ShirakamiMatagisha
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2015年以前の「白神の今」は→こちら


2021.7.6更新

白神マタギ舎のガイド

マタギ舎は白神のガイド団体ですが、いろいろな仕事をしています。
一言でガイドといっても、暗門の滝や十二湖などの観光地から、
マタギ小屋泊りや調査のガイドまで。

6月は調査に明け暮れて、白神の今の更新できずにおりました。
気がついたらもう7月。
明日は七夕ですね、天に平穏な日々を祈ります。

     


写真 1225

この日は奥山調査ガイド。
次に登るのは正面の1225mピーク。
登山道がないため、永遠やぶ漕ぎ。
3日分の水、食料、泊り道具を
背負っての5時間。
晴れ渡った山々は爽快だけど
暑さが乾きをさそい、つらい!


道がないのだから
当然テン場もない。
無理くり張ったテントは
アウトドアなのに密!密!
テント無しでもいいのだけど
虫たちの餌食になります。

写真 静御殿テン場
写真 静御殿入野谷

調査の途中の休憩
この景色の中に
人っこ一人いるかな?
大自然ってこういうの言います

どうかいつまでも変わりませんように。


別のメンバーは、里山でご飯作り。
ブナ林をガイドした後、
山ごはんを召し上がれ。
本日は、葉っぱ御膳。
お客さまに喜んでもらえて
スタッフも嬉しい。

山の恵みをいただき、
この森を後世にも伝えていきたい。
自然と人とをつなぐ仕事が最高です。

写真 葉っぱ御膳



もちろん普通のガイドも受付ております。
お申込みのグループごとにご案内のプライベートツアー、(お一人でもご案内いたします)
レンタカーやバスなどで登山口までお越しいただくことで、感染リスクを避けております。
今後の最新情報についてはFacebookもご覧ください。https://www.facebook.com/ShirakamiMatagisha
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2021.5.9更新

森の新緑が美しい季節です

春は早く来ましたが、以外とその後ゆっくり進んでいます。
とてもとても美しい森になるので、じっくり楽しめるのはありがたいことです。
4月末からブナ林散策道(西目屋村)も開通しています。
その頃の山は色とりどりで、春もみじと呼ばれます。
やわらかなパステルカラーの森は、限られた春のひとときの景色、出会えたらラッキー!

     


写真 カンジキ作り①

ブナの葉っぱのやわらかさ、
産毛いっぱいの美しさ
写真でも伝わるでしょうか?
ブナは芽吹きが早いので
雪解けすぐに楽しめます。
ペラペラで薄いので、太陽が透けて綺麗。


こちらはそのあと出てくる
ハウチワカエデ。
両脇にくしゃっと
なっているのが折りたたまれた葉。
下に垂れ下がっている
赤いのは、小さな花。

写真 カンジキ作り②
写真 ミズバショウ

ピンクのハートは、
カツラの木の新芽です。
大木にこの小さな葉が
いっぱい出てくるので、
遠目には赤い木に見えます。
このあと、黄色から
緑色に変わっていきます。


黄色いのは、イタヤカエデの花。
オレンジ色が出たての葉っぱです。
ブナやモミジの仲間は
葉っぱと花が一緒に出てきます。

写真 クルミの葉痕



今年の白神マタギ舎のガイド始めております。
お申込みのグループごとにご案内のプライベートツアー、(お一人でもご案内いたします)
レンタカーやバスなどで登山口までお越しいただくことで、感染リスクを避けております。
詳しいコロナ対策については、「白神の今」2020.6.28に掲載しています。
今後の最新情報についてはFacebookもご覧ください。https://www.facebook.com/ShirakamiMatagisha
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2021.4.19更新

早すぎる春におどろきです


あっというまに、弘前城の桜が満開だそうです。
里では畑仕事が始まりました。
白神マタギ舎も山歩きを始める季節です。
忙しくなってきて、更新がおそくなり・・・・。
気がついたら来週(4/26予定)には、西目屋村のブナ林散策道も山開きです。

まずは、春休みの報告から。

                                         


写真 陽子さんちの子供たち

この時にはまだ、
スキーウエアで山歩き。
山の中でいろいろ発見!
歩き始めは雪がなく
登って雪の上でご飯。
いつもなら、
春休みはまだまだ
雪遊びなんですが。

こちらは
西目屋宿泊プランでの
温泉宿で夕食の準備中!
切っている白いものが、
この日、自分たちで作ったお豆腐。
何品ものお料理になりました。
彼らは翌日に雪遊びでした。

今年は、青森県内の
小学生たちが
何組も遊びに来てくれました。
近くでもお泊まりは楽しいようです。

写真 柏谷さん
写真 夏のお料理

夏のある日のお料理は、こんな感じです。
ミズなどの山菜料理と
自家製野菜たち。
料理方法や作る量は
お客さまとご相談しながら。
こちらは少なめで・・・。

村の温泉宿、
グリーンパーク森のいずみは
今年リニューアルしたばかり。
このように壁紙は
こぎん模様で、抗菌仕様。
畳も新しく素敵です。

新緑の森を歩いて、ご一緒に夕食づくり。どんな山菜料理にしましょうか?
宿泊プランおすすめです。
matagisha\tour-15repeater tomari.html 

写真 こぎん壁紙


なかなか遠出しづらい、今だからこそ地元を見直すチャンスに。
こんな場所に住んでて良かったとみんなが思えればいいですね。

とりあえず、青森県、岩手県、秋田県のみなさま、
西目屋村にて、春を楽しみませんか。
白神マタギ舎のツアーはグループごとにご案内いたします。
最新情報はFacebookでも発信しています。https://www.facebook.com/ShirakamiMatagisha


2021.3.13更新

白神山地も春めいてきました

昨年もそうでしたが、2月が暖かく、3月になればまるで春のような陽気です。
晴れた日には、白神山地の上空をガンやハクチョウが北へ向かって渡っていきます。
お天気が崩れそうなときには、また南へ戻ります。
季節の変わり目は、行ったり来たり。
本当の春までに、もう少し雪や冬も楽しみたいですね。

     


写真 カンジキ作り①

冬の間にカンジキ作り。
モノづくり名人の工藤茂樹さんが
先生です。
マタギの道具は、材料を山から
いただいてくることから始まります。
今回は曲げた後からの作業。
靴のサイズに合わせて
クロモジを形づくります。


作業場では薪ストーブが必需品。
かんじきの加工に使う他に
暖房、昼ごはんの準備まで、
万能選手です。
お釜のご飯で元気をつけて、
夕方やっと仕上がりました。

写真 カンジキ作り②
写真 ミズバショウ

山では気温が上がり、
「雪が融けて、川になって・・」
長靴で川が渡れるかな?
のぞきに近くまで下りたら、
石の上に、エリンギみたいな
雪のかたまりが・・・。


重たいくっつく雪の季節。
斜面では、雪を転がしてみます。
ゴロゴロ転がって、どんどん大きくなる!
これは今までの新記録かも。
こんな楽しみも
そろそろ終わり。

次は、ザラメ雪。
4月まで雪の楽しみ続きます。

写真 クルミの葉痕



この冬は、目屋豆腐づくりを本格的に受付しています。
facebook発信も始めました。https://www.facebook.com/ShirakamiMatagisha
豆腐作りについてはそちらでも、詳しくお知らせしています。
豆腐づくり、雪山歩き体験受付中。

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2021.2.7更新

冬を楽しみましょう


暦の上では春になりましたね。みなさまお元気でしょうか?
津軽ではまだまだ寒さが続きます。
世の中はいろいろありますが、山の中はいつもどおりの冬です。
寒い寒いと震えているだけではもったいない!
雪国のみなさん、外へ出て、おもっきり暴れてみましょう。

                                         


写真 雪景色

新しいフカフカの雪の時は
木登りのチャンス。
雪の上に立つので、
高い枝にも手が届き
頑張ってよじ登ります。
苦しいときはロープをかけて
人の成る木の出来上がり。

下りる時も
落ちても痛くないから
雪にジャンプ!

なんてったって雪の楽しみは
尻滑り。
道具も技術もいりません。
やわらかい雪の時は
すっごい急斜面も
固めて滑り台。
自分たちでの
コースづくりも楽しみ。

写真 枝の雪
写真 ネズミのモコモコ

いっぱい滑りたいので、
どんどん登る子供たち。
ふつうはこんな所登らないでしょう!
何度でもエンドレスで上がってく。

この日の最高気温-5℃
なのに、汗いっぱいかいてました。

こちらは別の日、
堅くなった雪の斜面は、
すごいスリル。
こわい人は短いコースで。

歌詞には、津軽では
七つの雪が降るとか・・・。
サラサラ、フワフワ、
固まったり、崩れたり。
それぞれ楽しんで、
時には恐れましょう

写真 ネズミ


雪の降らない地方の人には、うらやましい景色に見えるのでしょうか?
以外と暮らしている人は、雪なんて見たくないって言葉も聞きます。
そんなこと言わないで、今年は地元を見直すチャンスです。
なかなか遠くのお客さまをお迎えできないので、こちらの情報をFacebookで発信します。https://www.facebook.com/ShirakamiMatagisha


2021.1.1更新

あけましておめでとうございます

大寒波の中、令和3年が来ました。
日本海側大雪と言われていますが、今のところ
西目屋村は普通の雪量(連日15cmくらい)です。
ちょこっと風が、ビュービューしてきましたが。

みなさまのお正月も、平穏無事でありますように。
また、今年一年が良い年になりますように、お祈りいたします。

     


写真 ブナ新緑

数年前の夏、
朝早く出かけると、
暗門川の川面が光っていました。
水の中に大きな影がたたずんで
こちらをじっと見つめています。
シシ神さまに出会えた!
白神はたくさんの神様に守られている、
だから安心できる場所なのかな?

それがカモシカの
姿だとわかるまでにしばらく
かかりました。

ちなみにカモシカは
シカでなく、ウシの仲間です。

冬のお散歩に出かけたら
雪のかたまりに出会いました。
かたまりから、手が伸びていたので
目をつけてみました。

写真 サンショウウオ卵塊
写真 ミズバショウ

嬉しくなって、次々材料集め。
いろいろ足してこんな感じで
どうでしょう?

笑顔を見るとこちらも
笑顔いっぱいになる。
今年は笑っていきましょう


里山のお散歩は、
宝探しと笑顔づくりで楽しみます。

みなさんもいろんな場所で
笑顔づくりいかがですか?

写真 クルミの葉痕



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2020.12.22更新

2020年ありがとうございました


12月なのに暖かい~と思っていたら、いきなりの冬将軍、来ましたね。
大雪の場所もあるそうですが、こちらは今で50cmほど。
連日なので疲れますが、ある意味ふつうの冬です。
今年は普通こそが、ありがたいと感じています。

                                         


写真 雪景色

一年ぶりの雪景色。
この季節のあたりまえの、
でもやっぱり美しい!
青空になったら、もう最高。
キリッと冷たい大気に
身が引き締まるよう。
とはいえ、まだまだ
低木たちが雪に埋もれていません。
どこでも歩けるようになるまでもう一息。

ほそ~い楓(カエデ)の枝に、
たっぷりの雪がくっついてます。
葉っぱのない木の上に
まるでお花が咲いたよう。

雪はフワフワだったり、
堅くなったり、凍ったり、
姿形をかえるのが不思議。

写真 枝の雪
写真 ネズミのモコモコ

足元に目をやると、
何かがモコモコ動いています。
白い雪面に
茶色の毛玉のようなものが・・。
見えてるのは
テニスボールくらいの
大きさです。

顔をあげたらアカネズミでした。
頭から雪にもぐっていたので、
雪帽子をつけて。

そういえば、今年は子(ねずみ)年。
年が終わるのでご挨拶かな?
一年おつかれさまでした。

写真 ネズミ


これから年末には、豆腐作り、餅つきで、年越し準備。
いろいろあった一年でしたが、白神マタギ舎はみんな元気に年越しできそうです。
来年は良いことがいっぱいありますように。
みなさまもどうぞよいお年をお迎えください。


 

2020.11.29更新

今年も無事にシーズン終わりました


夏からバタバタしており、更新できずにおりました。
おかげ様で、秋以降は、全国からもたくさんのお客さまに来ていただきました。
また、こちらを心配して、ご遠慮いただいたお客さまもありました。
本当にありがとうございました。
遅ればせながら白神の秋をお楽しみください。

                               


写真 小屋の冬じまい

11月はじめでガイドが終わると、
マタギ小屋の冬じまい。
雪から守るために、
シートで覆っておきます。
この頃の、スッキリしたブナ林も
とても美しいです。
お天気が良ければ、最高の散歩日和。

見通しのきくようになった
森のお散歩は、まるで宝探し。
山並みを眺め、川底をのぞき歩くと、
隠れていた穴場が見つかります。

足元には小さな、木の実たちが・・・。
見つけるとつい拾ってしまう。
宝物たちを飾ってみました。

写真 小屋の冬支度
写真 紅葉のブナ林

こちらは、10月末のブナ林散策道。
今年も見事な紅葉でした。
暖かい日が続き、雪が遅かったので
10月いっぱい楽しめました。

この紅葉から、上の葉っぱが落ちるまで
約2週間。劇的に色がなくなります。

紅葉は木ごとに違うので、楽しい。
急斜面では、キタゴヨウマツと
モミジなど落葉樹の
コントラストが見事です。

冬になると、奥山へ向かう道路が
閉鎖になるので、山も見納めです。

写真 白神ハクチョウ


11月中旬以降から冬季閉鎖が始まり、25日で津軽ダム湖畔のゲートが閉まりました。
年末に先駆け、一足早く山納めです。
今年も山に楽しませていただきました。


2020.8.17更新

今年のお盆はいかが過ごされましたか。


みなさまお元気でしょうか。
白神マタギ舎では、7月からガイド開始しております。
例年になく、県内のお客さまを多くお迎えしています。
それはそれで、新鮮で、地元の方にも白神を楽しんでいただいております。
「意外と近くて来たことなかった!」「山は涼しい!」とか。

遠方のお客さまは、さまざま考えた上でキャンセルいただいた方、
気を使いながら、遠慮がちにお越しいただく方がいらっしゃいます。
どちらもありがたい事です。
自分の周りの人に気を配る、そうして「会うこと」ができる。
お車やバスで現地までお越しいただくことでガイド可能になります。

                    


写真 淵の写真

暑い季節は、
沢沿いが楽しいです。
綺麗な淵は見るだけでも、涼しい。
水温15℃。手や足を浸せば最高。
暗門の滝までの40分も、
ただ歩くだけではもったいない。
これからの季節は
アブも減るので
ゆっくり散策を。

白神の湧き水は、
とっても冷たくて、
シャッコクて
うまい!!

場所ごとにその味は違い、
ブナ林散策道では
味くらべができます。

ペットボトルを持っていけば
汲んで帰ることもできます。

写真 湧き水の写真
写真 ツリフネソウ

暗門の滝歩道を歩いていると、
たくさんの夏の花が咲いています。
人気があるのが
ツリフネソウ。
鮮やかな赤紫、ピンクが目を引きます。

同じ仲間のキツリフネ。
花の右側の豆みたいなのが種。
プクプクの種を触ると
種が飛び出します。
歩いた疲れも飛んで行く!

写真 キツリフネ


今日とってもうれしかった出来事。
昨夜、エコツアー⑮の宿で食事作りに伺いました。
今朝、後片付けにお邪魔したら、宿の清掃後のように綺麗に片付けられていました。
「立つ鳥跡を濁さず」に私も、宿の人も嬉しかった。
もうそこにいないお客様に、プレゼントをもらったような気持ちになりました。
白神マタギ舎のお客さまは素晴らしい!


2020.6.28更新

白神マタギ舎 新型コロナ感染予防対策

お申込の前に
緊急事態宣言地域のお客さまはご遠慮ください。
・当社では、他のお客さまとご一緒にはなりません。(プライベートツアー)
・当面の間、マタギ舎特製おにぎりは提供いたしません。
・現地までお客さまのお車またはバスでお越しください。
・コロナ感染症の状況によっては、ツアー中止させていただく場合があります。
・お住まいの地域により対応が変わる場合があります、ご了承ください。
ツアー前に
・微熱、咳など体調が悪い場合は、無理せず当日でもキャンセルしてください。
(キャンセル料はいただきません)
・当日は消毒、検温、体調管理シート記入をお願いいたします。
・集合場所までは、マスク着用お願いいたします。
 山の中では、熱中症防止のため、ガイドもマスクを外す場合もあります。
・ガイドも朝の検温と消毒をして、お客さまとお会いします。
・常時マスク着用をご希望の場合は、ご予約時にお知らせください。

写真 ブナ新緑

こわいけど こわくない!

クマとも、人間とも、
コロナとも
距離を保って・・・。

ともに生きよう


2020.6.14更新

白神山地 2020シーズン始まりました


5/30に白神ライン(県道28号)、西目屋二ツ井線(県道317号)が開通しました。
6/5に暗門の滝のうち、第三、第二の滝がオープンしました。(第一は整備予定なし)
これでやっと、山の準備整いました。
白神マタギ舎も、ガイド始めます。



写真 暗門第三の滝

暗門の滝歩道
今年は、例年より早く
6月1日オープンしました。
入口で、ヘルメットレンタル¥100と
通行届をお願いしています。
任意の協力金¥500も
お願いしており、
歩道整備に使われます。
写真の第3の滝まで、
歩いて1時間弱。
ここまでは、比較的
アップダウンは少ないです。

第3の滝から2滝への歩道は約15分ですが、
急な階段もあり、こんな細い板橋も数か所かかっています。
自信のある方のみどうぞ。
ガイドなしで歩くなら
第二の滝まで往復3時間くらいです。
更に上の1滝は未整備です。
落石の危険が高く、橋もなく、
通行止めになっています。

写真 二滝手前
写真 高倉森枝いっぱい

エコツアー①津軽峠から高倉森の
コースは、現在通行止めです。
どこが道かわからないくらい、
ブナの枝が大量に落ちています。
雪は少なかったのですが
きっと、重い雪が一気に降って
ブナの枝が耐えられなかった
のだと思われます。

白神マタギ舎メンバーは
巡視員でもあるので、
歩道の整備もします。
少しは枝を避けてみましたが、
この先3kmずっとこの状態で
この日は途中であきらめました。
近いうちに大勢で枝よけします。
開通まで、もう少し
お待ちください。

写真 ヤマガラ4


今後のガイドについて
青森県内のお客さまへ 7月22日まで限定プラン
〇ブナ林散策道ガイド お客さま2名で¥7000~
〇暗門の滝とブナ林ガイド お客さま2名で¥12000~ 
〇十二湖ガイド お客さま2名で¥12000~
★西目屋村温泉宿泊とガイド(エコツアー⑮)お客さま2名で¥20000~
★ガイド指名プラン 目屋マタギ 工藤茂樹 
★ガイド指名プラン 弘前大学名誉教授 牧田肇 
県外のお客さまもご予約可能ですが、その時の感染状況によりお断りする場合もあります。このページのトップへ戻る↑


 

2020.5.24更新

白神マタギ舎 コロナとともに


全国各地のコロナ感染症で苦しむ方が減ってきたとのニュース、少しほっとしました。

白神マタギ舎では、コロナ感染に注意を払いながら、
まずは県内、近場のお客さまからお迎えする予定です。
現地まで、自家用車やレンタカーでお越しいただき、
山の中だけでお会いすることで、濃厚接触は避けられると考えています。
元から当社では、個別グループごとのご案内しておりますので、
他の方とはご一緒になりません。ご安心ください。

遠方のお客さまも、それぞれの事情をご考慮いただき、
(計画立てるだけでも楽しいので)ご相談はいつでもお受けいたします。
ご予約をお受けしても、直前状況を見て、お越しになれるかお決めください。

怪我のリスクなどを減らすため、コースはとりあえずブナ林散策道に限ります。
そんな短いコースしかないの?と思われますか。
たった1.8kmの遊歩道を白神マタギ舎のガイドは、急いで2時間。
たっぷりだと4時間、時には一日過ごすことも。
6月からは暗門の滝コースもガイド可能になります。

                    


写真 オジロワシ

今はブナの新緑が、
明るく、やわらかです。

ゆっくり立ち止まり、
時にはふかふかの腐葉土に寝ころび、
ブナの森を見上げた時の、
わかば色につつまれる幸せ。

まわりをじっくり見ることで、
たくさんの発見があります。

雨の日には、水をためこんで、
とても美しい苔が見られます。
このみずみずしさと、
手で押したときの弾力が、
すばらしい。

写真 マンサクの花
写真 雪のテーブル

足元の葉っぱをひっくり返すと、
こんな小さな命が・・・。

私の指が巨人のように見えます。
ちっこい、ちっこい2匹のカタツムリ。
まるで内緒話をしているよう、
「晴れてきたから、殻に引っ込む?」

こちらは、帽子型のキノコ。
名前もわかりませんが、
形が面白いでしょう。

こんな風に、いちいち
立ち止まり、観察していると
時間はあっと言う間です。

写真 白神ハクチョウ


まだ、白神まで来られないお客さま、
ご自宅の近くでも、きっと小さな宝物が見つかると思います。
それぞれの地元の、素晴らしいところを発見できればいいですね。
皆様、どうか、どうか、お元気にお過ごしください。


2020.5.10更新

山笑う 白神。



写真 ブナ新緑

ブナ新緑
雪解け後、土色だった森から
草が、木が萌えだします。
春もみじになり、
ブナのみどりが峰々を
駆け上がっていきます。
やわらかな色々が、
まるで山の微笑みのようです。

クロサンショウウオの卵塊
林道の道ばたの池に、今年もクロサンショウウオが卵を産んでいました。体長15cmぐらいの小さな両生類です。卵は10cm×5cmぐらいの楕円形、半透明の塊に入っていて、ひとつがいでこの塊を写真のようにいくつも生みます。津軽の人たちはこの塊を餅に見立てて、沢山生んだ年は豊年になるといってよろこびます。

写真 サンショウウオ卵塊
写真 ミズバショウ

ミズバショウが咲きました
 東北地方では、ミズバショウはわりとどこでも見られますが、やはりこの花が咲くと春が来たなぁと嬉しくなります。でも、この花や葉を噛むと、とても不快な味がします。これは、同じサトイモ科のクワズイモやマムシグサも同じで、花や葉に鋭い針のあるシュウ酸の結晶が含まれているからです。まずいだけで、命にかかわることはないので、興味のある方は口をすすぐ水を十分用意して、ちょっと囓ってみられるといいでしょう。


オニグルミとサワグルミの葉柄痕
秋に木の葉が落ちると、茎に葉の付いていた跡が残ります。これを葉柄痕とか葉痕とかいい、植物によっていろいろな形をしています。オニグルミの葉柄痕(写真左側)が、悪魔の顔とか羊の顔とかに似ているというのは、割とよく知られています。同じクルミ科のサワグルミの葉柄痕が、ずっとかわいい顔をしているのはあまり知られていません。

写真 クルミの葉痕



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2020.4.27更新

いつも通り、白神に春は訪れています!


この冬、青森は記録的に少ない雪の量で、どんなに早く春がくるかと心配していました。
しかし、4月の寒いこと、寒いこと、雪が融けても、なかなか緑が萌え出てきません。

暖かすぎる冬だと、春が寒いと言われます。
どこかで帳尻が合うようになっているのか、
人間が想像できることなんて、たかが知れているものですね。



写真 イワウチワ

イワウチワ

いつも雪解け一番、花を咲かせます。
毎年見ているけど、とっても楽しみ!
この季節になると、
もう咲いてるかなと探してしまいます。
一面に広がることもあり、
それは見事です。

カタクリ

次に探すのが、この花。
こんな風に花を咲かせるまで、
7,8年くらいかかるそうです。
長~い我慢の先に、
美しい花が誇らしげに咲いています。
よく探すと周りには葉っぱだけの
まだ若いカタクリが頑張ってますよ。

写真 カタクリ
写真 キクザキイチリンそう

キクザキイチゲまたは
キクザキイチリンソウ

カタクリと同じ、この時期だけ姿を見せる
”スプリングエフェメラル”
日本語では”春の妖精”
と呼ばれる仲間です。
初夏には、葉っぱもなくなり、
地下茎だけで次の春まで生き延びます。

エゾノリュウキンカ

上の3つがせいぜい10cmくらいの
小さな花なのに対し、
こちらは高さ30cmほど。
森の中で、いきなりこの花畑に
出会った時、天国か?
と思ったくらいです。
お日さまを浴びてピカピカ輝きます。

写真 エゾノリュウキンカ


今回はトップスターばかり、ご紹介しました。
実は綺麗でない花も、注目されない木もたくさんあります。
それでも、どの木も生き物も、与えられた場所で精いっぱい生きています。
生きてるだけで、春を迎えられるだけで、幸せです!
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2020.4.20更新

春の白神山地


写真は弘前市から見た白神山地。
昨冬は暖冬で雪が少なかったのですが、白神山地はまだ真っ白です。
白い稜線の真ん中より少し左、ちょんととんがったところが
白神山地の主峰向白神岳(1247m)です。
写真手前の丘にはリンゴ園が広がっています。
あと20日もすれば花盛りで真っ白になるでしょう。

写真 春の白神山地





さてさて、この春はどんな春になるのか?
白神マタギ舎では、ゆっくりお客さまを迎えるための準備を進めています。
新しい計画立てるのって楽しいですよね?
もし、今度白神行きたいと考えていらっしゃる方があれば、今からご相談受付しますよ~
なんてったって、オリジナル企画を立てるのが白神マタギ舎ですから・・・。

写真 ヤマドリたけ


2020.4.11更新

白神山地の生き物 ② ヤマガラ


ヤマガラは、スズメくらいの小さな鳥で、
シジュウカラやコガラなどと一緒にいることも多いです。
昔から 頭が良いことで知られています。



写真 ヤマガラ①

「ヤマガラさん 何してるの?」

「見てわからない! 
 お食事中よ~」

写真 ヤマガラ②
写真 ヤマガラ3

「コノミ(ブナの実)食べてるところっ!」

「それは、お邪魔しました。
 ところで、お口まわりに
 お弁当ついてるけど」

「あらそう?
 ご飯の途中だけど
 お話してあげてもいいわよ」

「ありがとう」

写真 ヤマガラ4


お知らせ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて
白神マタギ舎では、当面の間(少なくとも5月中ごろまで)
ガイドの自粛を決めました。
今は、個人のことより、感染を収束させるために
自分たちにできることをとの思いで、決断しました。
みなさまに、白神の春を楽しんでいただけないのが大変残念ですが、
後ほど、元気にお会いできるための準備期間にさせていただきます。
その分、少しは「白神の今」を充実させますね。
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2020.4.2更新

冬はかならず春となる


いろんなことがあっても、冬は終わるものですね。
北国青森でも、雪が融けて、春になりつつあります。
しかもいつもより早く。
去りゆく冬を、少し寂しいと思いつつ、なごりの季節を楽しんできました。



写真 滝の沢紅葉

雪で白くなった木と青空、
見上げたら 
心が晴れやかになりました。


数年ぶりでマタギ小屋の雪下しに
3月中ごろ行ってきました。
本当は最も雪の多い時期ですが、
たった、これっぽっち!
いつもなら屋根が少しだけ
見えているくらいなのです。
それでも右側から入り口を
掘って、中に入ります。

写真 ヤマドリたけ
写真 白神ダム紅葉

カマクラになっている小屋の中で、
薪ストーブを焚くので、ポカポカ。
この暖かさは、幸せそのもの。

薪ストーブって、料理用コンロにも
なって、小屋では必需品です。

3月後半になると、山へ薪を伐りに。
自然の木を倒すのはとても難しい。
急斜面に生えている、ツルが絡んでいる、
そんな木を思った方向へ倒す、
その技術の高さに、感嘆!

写真 白神ハクチョウ

次の冬を暖かく過ごすために、春に精いっぱいの準備をしています。
今やるべきことがたくさんあるのは、幸せなことなのでしょう。
さあ、明日も頑張ろうっと。このページのトップへ戻る↑


2020.3.10更新

白神山地、春めいてきました


雪が少なく、いつもより早めに春がやってきそうです。
この冬、街では雨が良く降りましたが、
山では雪のことも多く、まだ少し新雪を楽しめそうです。
せっかくお休みになっているので、子供たちと、誰もいない山にお出かけしてきました。



写真 オジロワシ

カンジキを履いているとき、
上をふと見ると、
オジロワシがとまってました。
大きいです。翼広げて2m。
津軽ダム湖のカモを狙いにきたかな?
私たちが来たので、飛び立ちました。
ゴメン、お邪魔して。

雪山でまず、
春を知らせるのが、
このマンサクの花。
小さい花です。
紙のようなぴろぴろの花びらが素敵!
お日さまあびて、少しずつ伸びます。

写真 マンサクの花
写真 雪のテーブル

お昼ご飯は、
丸いテーブルを囲んで。
雪の季節は、
好きな広さや形で
作れるのがいいところ。

食事が終わったら、
テーブルはミニ雪だるまの舞台に。
思い思いに飾り付け、
ダンス会場のようです。

強い陽射しで、とろけそうな笑顔。

写真 白神ハクチョウ


元気な子供たちのおかげで、こちらも楽しい一日になりました。
3月はお別れも多く、東北震災も思い出し、いろいろ複雑な気持ちになります。

日本中、世界中にコロナウイルスが広がっていますが、
どうせなら、幸せな話題もひろがりますように。
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2020.2.12更新

白神マタギ舎新しいツアーご紹介


正月以降、雪かきもせず、積もった雪が減ってゆく毎日でした。
このまま春になる・・はずははないと思っていたら、来ました冬将軍。
弘前で今季最高の73cm、目屋はそれ以上、さすがにびっくりでした!
津軽の人々に、筋肉痛が広がりました。




写真 光治のお話

ガイドというのは、すてきなお客さまに
出会えるとても楽しい仕事です。
雪山ではそこで出会った素材で
雪だるまを作るというお客さま。
歩きながら、葉っぱや枝を拾います。
てっぺんで、こんなに可愛い作品が。
飾りになるものが多くて、
白神は豊かな山だと
嬉しい言葉をいただきました。


冬の目屋豆腐づくりのツアーご紹介です。
本来は、外でこんな大なべで作ります。
この日は暖かくて、陽の光がピカピカ。
寒くても、豆の香りと湯気で
ホカホカ温まります。

少人数の時には室内で作ります。

写真 スギ林
写真 ウサギ穴、人

冬のみんなでツアーでは、
夕食は豆腐と山菜料理。
運が良ければ熊肉なども食卓に。
白神の色々な話やお客さまの話など、
その時のお客さまとつくりあげる時間が
マタギ舎メンバーも楽しみです。
次回は2/29,3/1です。
学生向けツアーは3月下旬です。

個人向けの豆腐作り体験できるように
工夫しました。エコツアーページ⑯
朝から豆腐を作り、昼までの半日コース。
時間があれば、出来立てを
昼ごはんでお召上がりください。

三名以上で申込みいただけます。

写真 ウサギジャンプ


他に、リピーター限定の宿泊ツアーも作りました。エコツアーページ⑮
地元温泉宿泊まりとキャンプの2種類。お二人からお申込みいだだけます。
ゆっくり白神を西目屋村を楽しんでいただけるように企画しました。
食事は、地元のもので簡単な料理です。春は採ってきた山菜を料理できるのでお薦めです。
どなたでも喜んでいただける自信はありません。なのでリピーター限定!

”みんなでツアー”2/29,3/1 豆腐づくりと雪山トレッキング
学生向けみんなでツアー3/23~26のうち2日間で企画中です。
下の二つは募集型の宿泊付きツアー、気になる方はお問い合わせください。

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2020.1.26更新

今年も白神マタギ舎をよろしくおねがいいたします


新年のご挨拶をするつもりが、遅くなり、すでに旧正月になってしまいました。
寒中?いかがおすごしでしょうか。
この冬は雪がほとんど降らないので、運動不足の冬になりそうです。
とは言っても、山には少しばかりの雪はあるので、晴れた日には出かけています。



写真 コナギとカンジキ

マタギ舎の雪山トレッキングで
使う道具が、コナギとカンジキ。
どちらも山の木から自分たちで作ります。
冬用の木の杖はイタヤカエデの木です。
写っていないのですが、
雪に沈まないよう、先が広いです。
ちなみに夏の杖とは、
形も木も違うのです。

カンジキの材料は、クロモジの木。
左のような、ちょうど良い
太さの幹を採って来ます。
それを真ん中のように
温めながら、曲げていきます。
それを2本組み合わせて、
爪など部品を取り付けます。

写真 カンジキ材料
写真 白神ダム紅葉

カンジキのはき方もマタギ流。
一日急斜面を登って
下りても外れないように。
でも、いざという時には、
外れて危険から逃れられるように。
考え抜かれた知恵が詰まっています。

準備ができたら、さあ出発!
コナギとカンジキを
使いこなせるようになると、
山のさまざまな場所を
歩けるようになるのです。

あとは、体力を使い尽さないよう、
ゆっくりゆっくり歩きます。

写真 白神ハクチョウ


冬の雪山トレッキングはお一人でもご案内いたします。
豆腐作りは2名以上で受付します。


”みんなでツアー”は両方体験できます。
2020/2/8,9・2/29,3/1・3/7,8・4/4,5 豆腐づくりと雪山トレッキング
募集型の宿泊付きツアーです。
日程は変わる可能性がありますので、最新情報はHP表紙をご覧ください。

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2019.12.1更新

小春日和のお散歩


とうとう師走になってしまいました。
ここ数日で、やっと里にも雪がつもり始め、遅れた冬がやってきました。
今シーズンも、たくさんのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
また、過去にご縁のあった方、遠く離れているお客さまからも
あたたかい応援をいただき、感謝することも何度もありました。



写真 光治のお話

11月に入ると津軽では
小春日和と時雨が交互に訪れます。
お天気をうかがいながら
白神の森へお散歩にでかけます。
たっぷりの落ち葉たちが
カサコソと楽しい足音をたてます。
見通しの良くなった森では
すてきな景色が見つかります。


紅葉が終われば、
すっきり見通しの良くなった木々たち。
そんな中、ひときわ目をひくのが
ツルアジサイのおくれた黄葉。
落葉前の葉っぱは、薄くなり
陽の光が透けてみえます。

写真 スギ林
写真 ウサギ穴、人

ときに足元に残る緑は、リョウメンシダ。
細かい模様がとても美しいシダです。
常緑のまま雪の下になる。
マタギ達の呼び名は”ニネングサ”
一年中、もちろんこの時期にも
山歩きする人達がつけた名。

雪が降ったばかりの時には、
偶然にこんな組み合わせも・・。
明日にはこのモミジの葉も
チリチリに丸まってしまいます。
季節の移りかわりの一瞬を
目に焼き付けました。

写真 ウサギジャンプ


冬の”みんなでツアー”企画してます。
豆腐作りと雪山トレッキング。
今のところ冬のほとんどの週末を予定しました。日程はこれから少しずつ絞っていきます。
お申込みあった日から催行決定いたしますので、最新情報はHP表紙をご参考ください。
豆がなくなったり、他のご希望あれば内容変更するかもしれません。
気になったらお問い合わせください。
2020冬 豆腐づくりと雪山トレッキング
募集型の宿泊付きツアーです。

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2019.11.6更新

白神の秋が通り過ぎていきます


秋の紅葉シーズンは休みがないため、更新すっかり遅れてしまいました。
本当は、もう今は紅葉終わり、雪を待つ季節になっています。
遅れてきて、鮮やかだった白神の秋を、今更ですがお楽しみください。



写真 滝の沢紅葉

紅葉の鮮やかさでは、
崖や渓谷が素晴らしい!
こちらは、集落近くの崖で、
緑の木はアオモリヒバとヒメコマツ。
モミジやヤマザクラの赤も見事です。

秋と言えばキノコ。
こちらはヤマドリタケの仲間。
大きくなると直径20cmほどに。
こちらでは地面から生える
キノコはほとんど食べません。
それでも、見るだけでも
楽しめますね。

写真 ヤマドリたけ
写真 白神ダム紅葉

ダムの周りも日当たりがいいので、
紅葉が鮮やかです。
山を歩かなくても
ドライブで見られる景色です。
湖面に浮かぶ、金色の葉っぱも綺麗です。

ハクチョウが来ると冬近し。
晴れた日に空を見上げていると、
白鳥や雁の群れが渡っていきます。
シベリアなどで子育てして、
岩木山や白神を目指して来て、
さらに南下してゆきます。

写真 白神ハクチョウ


こちらは、道路も冬季閉鎖を迎え、そろそろシーズンオフです。
すこし、のんびり秋の終わりを楽しみます。
秋の片付けが終わったら、冬のツアーでも企画しましょう。
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2019.9.14更新

白神山地の見どころ(おなじみコース)


白神山地は大変広く、ぐるりと見て回るには何日もかかります。
「どこから入れば・・・?」「どこを歩けばいいのかわからない」とよく言われます。
アプローチはHPアクセス、よくある質問コーナーをご覧ください。
おなじみコースは、有名どころで、整備されているので、どなたでも歩きやすい場所です。
滝や湖など見どころがわかりやすい場所が人気です。



写真 暗門の滝

マタギ舎の地元、西目屋村にある
暗門の滝は、ブナ林散策道と
組み合わせて歩くと、
沢と森という白神山地の
代表的な景観を一度で
楽しめます。
川や滝までの距離感が近いのが魅力で
滝のしぶきを浴びるのは爽快!

水が近いということは、雨や増水などの
自然条件に左右され、必ず見られるとは
限りません。
直前情報をご確認ください。
現在は写真の第二の滝まで、歩道整備中。


白神らしいかは別として
とても人気があるのは十二湖散策。
青池とこの写真の沸き壷の池が
一番人気です。
短い時間でお客さまだけでも
楽しめる場所です。
マタギ舎では森もご案内したいので
2時間以上をお薦めします。

写真 沸き壷の池
写真 くろくまの滝

数年前から道路がこわれて、
行けなかった くろくまの滝と
赤石渓流線が今年8/26
開通しました。
滝の高さ85mと言われ、
白神一?の大滝が
歩いて15分で見られます。
ただ、その駐車場までの道のりが
遠く、狭く未舗装道路もあるので
実際に訪れる人は少ないです。

これら3つの名所はそれぞれ、
車移動で2~3時間離れています。
一度に見たい場合は、移動時間に
十分ご注意ください。

おなじみコースではないですが
一番おすすめなのがブナ林散策道。
気軽に歩ける、世界遺産内のブナ林です。
ブナ林と湧き水は白神の最大の魅力です。
1.8kmを2時間くらいかけて
のんびりいろいろなお話をしながら
白神の森を堪能していただきます。
春のGWから11月初めまで楽しめます。
ちなみに白神の紅葉は10月中頃からです。

写真 白神ブナ林紅葉


白神山地は、交通の不便さと自然度の高さで残された自然です。
雨や雪などの厳しい自然条件のため、通行止めや冬季閉鎖なども多いです。
ほかの観光地のような、走りやすい車道、歩きやすい歩道、
たくさんの施設やトイレなどは、すぐ壊れるので作れません。
登山経験が豊富な方も、見晴しがきかない、歩道の草が多い、
虫が多い事などにびっくりされることもあります。
都会的な快適性や、展望が必要なお客さまには、楽しくない場所なのかもしれません。
他とはちがう生き物の豊かさや、人と自然の暮らしを知れば、最高の森です。
白神の自然に合わせても歩いてみたいというお客さまは、ぜひお問い合わせください。

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2019.8.5更新

猛暑お見舞い申し上げます


みなさま暑さに負けず、お過ごしでしょうか?
今年は東北の夏も連日気温30℃越え、しかも湿度が高く厳しい暑さです。
山の中にいる間は、樹々のつくる木陰や冷たい湧き水でしのいでいます。
皆様にも 少しおすそ分けできればいいのですが・・・。



写真 オサノ沢滝

白神の森をすずやかな森と
表現することがあります。
沢沿いでは、ブナでなく
サワグルミの林があります。
白神の木は、ほとんど
透けるような黄緑色。
今が一番緑が濃い時期ですが、
それでもこのすがすがしさです。

もうあつくて、暑くて・・・!
こんな日は沢歩きが一番。
澄んだ水は、冷たく
心まで洗われるようです。
見るだけなら
泳ぎたくなりますが実は
寒くて浸かるのは勇気がいります。

写真 白神の淵
写真 ソバナ

夏の花は、白か青。
沢沿いではソバナが代表。
涼しげな色を知っているよう。
暗門川など沢沿いには
さまざまな花が咲いています。

更新が遅れたのでいまさらですが、
今年のマザーツリー元気です。
昨年9月の台風で
「折れた!」とのイメージから
「行ってもしょうがない」と
言われることもあります。
いえいえ、残された
2本の枝から新しい葉がでて
今年も頑張っています。
落ちた枝はそのまま
下に残されているので、
これからどんな風に自然に戻るのか
これからも、目がはなせません。

写真 マザーツリー2019


今年の夏は、少雪と雨がほとんど降らないので、川や湖そしてダムも水が足りません。
太陽や雨など自然現象は人間にはどうしようもありません。
暑さにはだまって耐えて・・・雨が降るよう天に祈る・・・
マザーツリーを見習って、すこ~し謙虚に自然と向きあいましょうかこのページのトップへ戻る↑


2019.6.7更新

白神の春が通りすぎていく!


あまりに季節の移りかわりが早すぎて、忙しすぎて、更新が遅れてしまいました。
4月末に、アクアグリーンビレッジとブナ林散策道が開通しました。
5月末に、白神ラインと西目屋二ツ井線の県道が開通しました。
未舗装の山岳道路が、予定どおり冬季閉鎖解除になるのは久しぶりです。
暗門の滝(第二の滝まで簡易整備予定)はもう少しおまちください。



写真 白神ブナ林新緑

春は雪がとけていくのと、
小さな花たちが咲きだすのと、
木々を緑が覆っていくが
同時進行します。
この写真は5月連休頃のブナ林。
淡い葉っぱに光が透けて
明るい木漏れ日であふれます。


葉が芽吹く前に、咲きだす花もあります。
こちらは「タムシバ」という
モクレンの仲間の低木です。
ムラサキヤシオ(つつじ)と
オオカメノキを加えて
春の三大美花です。

写真 タムシバ
写真 白神ブナ実生2本

5月中旬になると、
今年はブナの子供たち(実生)が
たくさん芽をだしてきました。
左側は、まだブナの実の殻
をかぶっています。
右は、ひらいた双葉の上に
本葉が伸びて来ています。

昨秋は、たくさんのブナの種が
落ちたので、こんな足の踏み場もないほど
実生が生えてきたところも・・・。
これほど数があっても、
夏まで生き残るのはわずか。
そもそもこの写真は
登山道上なので、
今日も踏まれています。

写真 白神ブナ実生一面


18年ぶりのブナ大豊作の様子をぜひご覧になってください。
6月末には、JR大人の休日倶楽部の4日間乗り放題もあります。

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2019.4.1更新

みんなでツアーご報告


白神マタギ舎では、基本的に一組のお客様に一人のガイドがついて、
個別にオリジナルツアーを企画しています。
でもそれでは、一人のガイドからしか話が聞けない。
マタギ舎のガイドは、それぞれの経験に基づいてガイドしているので、
同じコースでも、かなり違う話をしているはずです(笑)
山を歩いて、目に見えるものからお話するので、
じっくり、マタギのお話などできない事が多いのです。
そこで、複数のガイドが得意分野を担当する宿泊付きツアーを実施しています。
冬から春にかけての「みんなでツアー」ご報告と紹介です。



写真 光治のお話

午前中は、白神マタギ舎の代表
工藤光治のマタギのお話。
半世紀を超えるマタギ暮らしの中から
今日は何の話をしようか・・・?


事務局の工藤茂樹はものづくりの達人。
写真は、伝統的なカンジキ作り。
材料は、山で選び抜かれた木やツル植物。
ものづくりからは技術だけでなく、
さまざまな知恵や知識が学べます。

写真 スギ林
写真 ウサギ穴、人

冬のマタギ舎の行事と言えば
自分たちで育てた大豆でつくる
「目屋豆腐づくり」
たかが、豆腐・・・ですが
美味しいものを食べるのはいつも大変!

夕食は山の物や豆腐づくし、
その日のテーマに合わせて、
もちろん地産地消です。
食事しながら、さまざまな話が飛び交い、
お客様のお話もスタッフの楽しみの一つ。

冬の二日目は、雪山トレッキング。
こちらも、もちろん好評でした。

写真 ウサギジャンプ


企画する度に行程も、山の様子も違い、お客様もみんな違う。
マタギ舎のスタッフとお客様とで作りあげるツアーは、毎回とても充実しています。

次は、春のツアーを企画しています。
2019/5/18,19 マタギ流山菜採りと新緑トレッキング
募集型の宿泊付きツアーです。
山菜採りとは、書いてますが、あくまで採りすぎない。
欲張りな方はご遠慮ください(笑)
マタギ流をご理解くださるお客様の、お問合せ・お申込お待ちしております。

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2019.3.12更新

白神の冬のすてきな景色


今年の冬は、このまま終わるのでしょうか?
2月になってから、ほどんど雪かきした記憶がありません。
この冬の雪の量は、例年の半分あるでしょうか。
短い冬に見つけた、山の宝物をご紹介します。



写真 カメノキ新芽

春を待つオオカメノキの新芽。
なんとも楽しそうに
踊っているようです。
そろそろ、ヤナギやマンサクなど
新芽が伸び出してきました。

バラの花びらのように見えるのは
カラマツの松ぼっくり。
小さくてかわいい上に
雪ぼうしをかぶっていました。

写真 カラマツの松ぼっくり
写真 雪ぐるぐる

ロールケーキのようなぐるぐる巻きが
見えるでしょうか?
暖かく湿り気をおびた雪が
雪面を転んで大きくなって、
平らなところで止まりました。

雪と青空、
なんてったってこれが最高。
白神の山を歩いていて
岩木山が見えれば、さらに良し。
思わず見とれて、一休み!

写真 雪のブナ林


こういう冬らしい景色もそろそろ終わりをつげます。
いつもより早く、雪質が春の残雪に変わってきました。
木々が活動を始め、動物たちも元気になっていきます。
美しい冬の季節が去るのは寂しく、春はもちろん待ち遠しい・・・。

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2019.2.7更新

冬は里山歩きが楽しい!


白神山地は、奥地には道がほとんどありません。
夏でも遺産地域には歩いて入ります。
夏と冬では山への入り口が全く違う。
雪国では家のあるところまでしか除雪しないので、そこが出発地点。
集落のはずれから、カンジキを履いて歩きはじめます。
動物も雪深い奥山より、里山の方が暮らしやすいようで、足跡もよく見られます。



写真 ため池の冬

雪が積もると、
夏には湿地でやぶだらけで
歩きずらい場所も
こんなに広々、気持ちいい!
動物の足跡も見やすいのだけど
エサもないし、敵にから見られるので
あまり出てきません。


スギ林も冬はこんなにキレイ。
花粉症で悪者のように
言われてますが、
人間にも動物にも大切な場所。
なんてったって、日本人は
ずっと杉で建物を作ってきた。
動物にとっては
雪が少なく、敵から見えない隠れ家です。

写真 スギ林
写真 ウサギ穴、人

時には、ウサギの休み場に
出会うことも。
写真の手の先の場所に
ウサギがいたので、
下の雪が固まっていました。
耳だけ出して
外の様子をうかがうそうです。

静かに静かに歩いていたのですが、
それでもウサギの方が
我々に気付き
左上方向に飛んで
逃げて行ってしまいました。
歩幅は1m以上、すごいジャンプ力です。

写真 ウサギジャンプ


冬にみんなでツアーを企画しています。
2019/3/9,10 23,24 豆腐づくりと雪山トレッキング
募集型の宿泊付きツアーです。

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2019.1.8更新

平成31年あけましておめでとうございます


白神マタギ舎では、昨年もすばらしいお客様にお越しいただき、
さまざまな方々に支えられて 良い一年を過ごすことができました。
この場を借りて 御礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

先日 青森県立郷土館の企画展「白神のいにしえ」を見に行って来ました。
1/20まで開催です。まだの方は、ぜひどうぞ。



写真 笑顔の土偶 津軽ダム建設に伴う
発掘調査結果の公表です。
段ボール15000箱の中から選ばれた
展示物は見ごたえがありました。
この土偶の笑顔、すてきでしょう
今年おだやかに暮らせますように。

このような複雑な造形の
土偶もたくさんありました。
1万年にわたり、西目屋の地に棲んだ人々。
土器や石器、動物の骨などから
その暮らしぶりがうかがえます。
驚いたことに、食べていたのは
マタギたちと同じようなものでした。

写真 土偶
写真 ヒスイ

こちらは ヒスイの勾玉。
新潟県の糸魚川からきたそうです。
他にも北海道や長野からの交易品も。
どうやって白神の峰々を越えて
行き来していたのでしょう。


こんな顔つきの注口土器もあります。
白神の山々は、8千年前には
今と同じようなブナの森だったという。
縄文の人達も、森の恵みに感謝し、
神さまにお神酒でもあげたのでしょうか。

数千年のはるかな時をこえて、
想像の膨らむ展示会でした。

写真 注口土器


冬にみんなでツアーを企画しています。
2019/1/26,27 2/23,24 3/9,10 3/23,24 豆腐づくりと雪山トレッキング
募集型の宿泊付きツアーです。

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2018.12.13更新

白神にやっと冬が訪れました


ここ数日で、いきなりの寒波ドカ雪、一気に冬将軍がやってきました。
このコーナー「白神の今」といいながら いつも遅ればせの情報で申し訳ないのですが、
少し前の11月のお話から・・・・。
ガイドが落ち着いたら、山小屋や自宅周辺の冬じまい、
お天気のいい日は山歩きなど忙しく過ぎて行きます。



写真 11月の森

11月の森は葉っぱが落ちて見通しがよく、
晴れていれば散策には最高!
でもすぐ冷たい雨も降って・・・。
そんな中写真を撮ったら
なんだか素敵な風景になりました。
こういう一瞬があるから
寒くても出かけたくなります。

木の上には、折れた枝が
たっぷり引っかかっています。
クマがブナの実を食べるため
折ったもので、こちらは特大サイズ。
さぞかし美味しいブナなのでしょう。

写真 木折り
写真 クマの爪跡

その木の幹にはこんな模様があります。
クマが木登りした時につける爪跡。
今年はブナをたくさん食べているので
お腹いっぱい、安心して
そろそろ冬眠を始めたころでしょう。

同じ森でも、雪が降ると
こんな景色になります。
この移りかわりが北国の楽しさです。
冬は寒いし、道路は冬季閉鎖になる、
でもね すっごい綺麗なんです!

写真 雪のブナ林


冬にみんなでツアーを企画しています。
2019/1/19,20 1/26,27 豆腐づくりと雪山トレッキング
募集型の宿泊付きツアーです。

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2018.11.3更新

白神の紅葉シーズンは終わりが近づいています


10月中旬ころから始まる白神山地の紅葉。
この秋は、例年より暖かい日が続き、長く楽しめました。
次々に台風が来たので、枝が折れたり、葉っぱも傷だらけ。
それなのに、どの木も頑張っていました。



写真 ブナ林黄葉

ブナの木は、赤くはならず、
黄色からオレンジに
黄葉(おうよう)します。
夏よりさらに明るい森、
まさに黄金色に輝きます。

川沿いや岩場など、
日当たりの良い場所では、
モミジが紅葉します。
これまた、美しい!

写真 モミジ紅葉
写真 紅葉の山

落葉広葉樹の多い白神山地では
山全体の色が変わり、
どこもかしこも見どころになります。
色とりどりで、まさに錦秋。

そして、雪が降ると紅葉の終わりです。
今年は10/30の夜
標高250mまで雪が降り、
道端はこんな景色に・・・。
葉っぱさん、
今年もおつかれさまでした。

コミネカエデ


11月になると、暗門の滝歩道、白神ラインなど冬季通行止めになります。
これからの季節お越し予定の方は、現地最新情報お確かめください。
現在、冬のツアー、みんなでツアーも企画中です。
またこのコーナーで紹介しますので、よろしくお願いいたします。 

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2018.10.20更新

白神は大荒れだけど豊作、特別な秋を迎えています


先月の台風で白神のマザーツリーが折れてしまいました。
今年は台風や大雨が多く、山の中では、木が倒れる、川の流れが変わるなど大荒れでした。
こういう災害は大変なことですが、数年後のキノコの豊作や森の世代交代など
次につながることもたくさんあります。



写真 元気なマザーツリー

マザーツリーというのは、
津軽峠から歩いて5分で見られる
推定樹齢400年と言われるブナの大木。

白神山地の眺望とともに、
お手軽に見られることもあり、
白神観光の名所になっていました。

こちらは、昨年の健在なときの撮影。

9月6日の台風で上の枝2本が折れました。
数年前から少し弱っていましたが
それは老木なので仕方ないこと・・・。
人が近くに居ない通行止めの時を
ねらったように、誰にも迷惑かけず、
大枝を落としたマザーツリー。

今までたくさんの人を
楽しませてくれてありがとう。
今後も みんなで見守りましょう。

写真 折れたマザーツリー
写真 輝く滝

今年はブナの豊作の年。
マザーツリーも例外でなく、
たくさんの実をつけていました。
本格的豊作は2000年以来久しぶりです。
クマもサルもリスもネズミも
一生懸命ブナの実を食べています。
それでも残る分は、倒れた大木の下で
生き残るかな?


私たちもブナの実を食べながらの
森の散策を楽しんでいます。
こちらは、一つの殻斗に6個も入っていた
大当たりのブナの種。
普通は2個なんです。

写真 タカヘグリ


ブナの他にも今年はいろいろ実だくさん。
たくさんの実をつけたのはドングリ・ツノハシバミ・ツリバナ・コマユミなど。
秋の豊かな実りは、森を華やかに彩り、動物たちの栄養になります。
人間も美味しいブナの実を食べたり、美しい木の実にうっとりしたり、
見る物食べる物が多く、楽しみの多い秋を迎えています。このページのトップへ戻る↑


2018.9.5更新

白神山地は、暑くて激しい雨の夏でした


今日もまだ津軽で気温30度越え、この時期この気温にはびっくり。
そして、ひとたび雨が降れば、激しい大雨で、暗門の滝歩道はすでに5度目の修復です。
そんな中でも、山や沢を歩くお客さまがたくさん来てくださいました。



写真 ガスのブナ林

雨の中を雨具を着こみ
歩き始めた、ブナの森。
徐々に雨はやみ、
霧につつまれた幻想的な
景色に変わりました。
その後すっかり晴れ渡り、
青空も見えてくると
全く違って見えた
森の姿にびっくり。

雨上がりの後、
沢歩きに出かけましたが、
まだ増水気味。
増えた水は勢いも強いので、注意!
水の勢いを読みながら
渡渉(川を渡る)場所をさがします。

写真 大川沢の流れ
写真 つのハシバミ

ツノハシバミの実
和風ヘーゼルナッツと云われ
香ばしいナッツの味ですが、
食べる時には少し注意が・・。
動物たちが大好きな木の実が
熟して食べられるように
なってきました。

日当たりの岩場に生える
コミネカエデの葉が、
一葉だけ色変わりしていました。
他のモミジとはちがう、
鮮やかな薄紅色。
暑かった夏は、早い秋を連れてくるようです。

コミネカエデ


白神山地の紅葉は、10月中旬から後半にかけてがピークです。
11月に入る頃には初雪を迎ます。
今年は季節が早いので、どんな風に秋がやってくることやら・・・。 

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2018.8.5更新

白神山地の小さな花たち


暑中お見舞い申し上げます。
夏休みに白神を訪れるお客様は、30℃越えの気温にびっくりされますが、
夏の盛りにはこんな日もあります。
とはいっても、朝晩は涼しく、今年は寝苦しい夜はありません。

35℃や40℃に手が届くという暑さは、北国の者には想像もつきません。
みなさま、元気に夏をのりきれますよう、ご自愛ください。



写真 サルメンエビネアップ

この花の名前はサルメンエビネ。
おサルさんの真っ赤な顔に見立てて
こんな名前がついたそうです。
でもアップにして見ると
まるで魔女が口から火を吹いているよう。

ランの花はうす暗い森の中に1株2株と
ひっそり咲くものが多いですが
このサルメンエビネはまとまって
20株くらいも咲くことがあります。
山に咲くランの仲間では豪華です。

写真 一面のサルメンエビネ
ヤマサギソウアップ

こちらのランはヤマサギソウ。
小さな地味な花なのですが、
近づいて写真を撮ってみると・・
何に見えます?
ナントカ星人のゆかいなダンス?
この写真を見て
大ファンになりました。

ヤマサギソウの全体はこんな感じ。
花はみどり色で小さくとっても控えめ。
目立たないランの花を見つけると、
宝物みっけ!みたいな気分です。

写真 ヤマサギソウ全体
写真 ダイモンジソウアップ

花の形からとった名前はダイモンジソウ。
写真左上や右下の花を見てください。
5枚の花びらに長短あり、
ちょうど 漢字の”大”の字に
なっているものがあります。

直径1~2cmの小さな花が
いっぱい咲いていると豪華です。
暗門の滝の横など沢沿いの岩場に
一面咲きます。
次から次へ咲いて
夏休み中楽しませてくれます。

写真 ダイモンジソウ全体


山登りというと、早く山頂に着くことが目的になったりします。
白神山地では、遠望を楽しめる場所は少ないので、
白神マタギ舎のツアーでは、ゆっくり森歩き・沢歩きを楽しむことが多いです。
森に暮らす動物や、足元の小さな生き物との出会いを逃さないように。
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2018.7.30更新

白神山地 暗門の滝情報(2018)


2年間、橋などかけなかった暗門の滝歩道ですが、今年は一部整備しました。
暗門の滝の通行情報は毎年違うので、今年(2018)の情報をお伝えします。
歩道入り口で、ヘルメット着用(¥100)と通行届の提出をお願いしております。
ガイドなしでも歩けますが、さまざま危険がありますので、どうぞご安全に・・・。

橋を架けたのは第二(真ん中)の滝までで、さらに上の第一の滝に行くには、
去年同様、川を濡れて歩く沢登りになります。



写真 暗門橋

橋と言ってもこの程度で、
3年前までの手すりもある
広い橋ではありません。
必要最低限だけ整備しているので、
岩の上などもたくさん歩きます。

壊れた歩道は、
このように簡易的に
板を渡しています。
手すりはないので
足を滑らせたら
川まで落ちます。
すれ違いのときは、
譲り合いにご協力ください。

写真 暗門板渡り
写真 落石

数日前に片付けた道路も
すぐこんなに石が落ちてきます。
時には頭より大きい岩が
道の上に転がっていることも・・・・。
歩くときは、音をよく聞き、
斜面の上を注意してください。

40分以上歩いてたどり着く
第三(初め)の滝の前の広場。
休憩したいところですが、
落石が多いので、
このようにロープを張っています。
上から落ちてくるので
ロープの外が安全という訳ではありません。

写真 第三の滝広場


その他、暗門川は白神の中でも増水の早い川です。
雨降りの時には、川の水が急に増え、歩道に水が上がってきます。
無理をせず、早めに引き返す勇気を持って・・・・。

ちなみに、白神マタギ舎では暗門の滝が白神山地を代表する場所とは考えておりません。
白神らしさを体感してもらえるのは、ブナ林とゆるやかな沢歩きです。
こちらをご覧いただき、滝コースご希望の場合は、ご案内しております。
最新の歩道状況は西目屋村役場、白神・観光、散策道情報をご覧ください。 

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2018.7.7更新

白神山地にも夏がやってきます


先日はこちらでも30度近い気温で、扇風機を出しました。
今日はまた冷たい雨がふり、最高気温19度、ストーブをつけたくなりました。
寒暖差が大きいので、体調管理がむずかしいですね。
青森では梅雨末期に雨が続くのはいつものことで、
災害が起こるほどではないのが幸いです。
こんな時だからこそ、せめて明るい映像をご覧ください。



写真 ブナの実

今年はブナの実が豊作のようです。
春にはたくさんの花が咲き、
今はこんなに実が大きくなりました。
少し気になるのは、
実が虫に食われ落ちていることです。
どうか秋には、
動物たちがお腹いっぱい
食べられますように・・・。

大輪のニッコウキスゲが
暗門の滝の脇に咲いています。
白神山地には草原が少ないので
岩場や崖などで見られます。
鮮やかな色は初夏の色です。

写真 ニッコウキスゲ
写真 輝く滝

晴れた日の滝では、
水しぶきが神々しく輝きます。
水は適度なときには
恵みであり、
大きすぎると
災害を引き起こす。
白神の川には
水の神が棲むといいます。

奥の巨大な雪渓から
次々と冷気が噴き出してきます。
まるで舞台のドライアイスのようです。

この景色の中に立った時、
山の神様に感謝しました。

白神山地は、
山の神に守られている・・・。
と目屋マタギたちは信じています。

写真 タカヘグリ


今日は七夕、天に祈らずにはいられません。
どうか人間も動物も、森も川も平和で平穏でありますように・・・。このページのトップへ戻る↑


2018.6.16更新

今年も白神の沢の季節がやってきました


まだまだ水は冷たいのですが、(特に今週は梅雨寒でとても寒いです)
マタギ舎の巡視では、5月後半から沢を歩きます。
太陽にキラキラ輝く川と、
両岸にはまだ雪渓が残る景色・・・。
いい季節になりました。

写真 オシドリ夫婦

春にダム湖のあたりでよく見かけるのが
オシドリの夫婦。
この後♂は子育てには参加しません。
今の季節は♀は一人で子育て、
♂はフラフラしています。
オシドリ夫婦にはならない方がいいカモ?

どう、綺麗でしょ!と言いたげな
シノリガモの♂。
山深くの渓流に行くと、
オシドリよりシノリガモが多くなります。
日本には主に冬に渡ってくるカモですが、
白神の奥では、夏に
少数が繁殖に来ます。

写真 シノリガモ♂
写真 ツチハンミョウ

この美しい虫はツチハンミョウ。
つい触ってみたくなりますが、
忍者も使ったという毒を持ちます。
羽は退化して飛べませんので
見るだけならじっくりどうぞ。
今年は、蚊などの刺す虫も多いようです。
山では長袖長ズボンで肌を守りましょう。
虫除けスプレーなどもあるといいです

暗門の滝歩道が、7/1開通します。

今年はこの第三(初め)の滝まで、
簡易的に整備します。
川を渡る場所に板だけの橋をかけ、
手すりなどの整備は行いません。
雨天時や増水時には通行できません。

落石の危険や増水時の判断など
沢歩きの危なさは変わっていません。
あくまで自己責任で、ご通行ください。

写真 暗門第三の滝


白神山地周辺の道路情報です。
山岳道路のため通行止め場所がたくさんあります。
白神ライン(県道28号線)は、西目屋村からは天狗峠で通行止めです。
マザーツリーはご覧になれますが、十二湖方面への通り抜けはできません。
県道317号線(西目屋二ツ井線)、赤石渓流線も通行できません。 

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2018.5.24更新

雪国の長い春の楽しみ


白神山地は今年もすばらしい新緑の季節を迎えました。
残雪から新緑、そして若葉、ブナの森が青く輝く時です。
毎日の変化に目が離せません。
5,6月は人も少なく、おすすめの季節です。

更新をサボっているうちに季節が進んでしまいました。



写真 ダム新緑

新緑は里から山に上がっていきます。
2年前に完成した津軽ダムは、
雪解け水が入って満水。
春もみじも新緑も言葉を失う美しさです。
5月9日撮影。

山に入ると5月連休ころから
こんなブナの芽吹き。
先月の葉っぱが
翌日こんな風に広がることも。
今では15cmくらいの
若葉になっているところもありますが
まだまだやわらかいですよ~

写真 ブナ若葉
写真 オオカメノキ花

マタギ舎のガイドでオオカメノキ
という名をお聞きになった
お客様は多いことでしょう。
春の芽吹き、この白い花、秋の紅葉、
冬芽と、一年を通じて、
よく解説する(目が離せない)
楽しみ多い木です。

数ある山の花で女王の風格をもつ
シラネアオイ
この花を見ると、紫が高貴な色と
呼ばれるのがわかる気がします。
白神では、まだまだこれからも
高い場所で花を楽しめます。

写真 シラネアオイ


5/30には白神ライン開通で、津軽峠まで車で行けるようになります。
場所によってはまだ残雪があり、早春から初夏までの季節の移りかわりが体感できます。
山の高低差と、雪の恵みが、季節の時間差を生み出しています。
新緑や山菜など、さまざまな恵みが長く楽しめます。
コースには入れていませんが、山菜を採って調理するツアーも実施しています。
(採りすぎを避けるため、お問い合わせいただいた方のみにご案内しております。)このページのトップへ戻る↑


2018.4.29更新

白神山地観光シーズン始まりました!


西目屋村の世界遺産ブナ林散策道が4/25オープンしました。
雪の多い白神では、これから7月までかけて観光地がオープンします。
白神マタギ舎では少人数でその季節ごとにおすすめの場所をご案内いたしますので、
年中お客様をご案内できますがすが、これからが本格シーズンです。



写真 カタクリ

日当たりのいい場所では
一面のカタクリが咲いています。
ここまでくるのに(花が咲くのに)
8年ぐらいかかるそうです。
その一生を思って観察すると
感動ひとしおです。

雪の上でも、ブナが芽吹き始めました。
葉っぱの両側が花で、
右は雌花、左が雄花です。
これが冬眠明けのクマの大好物です。
やわらかそうで、おいしそうでしょ?

写真 ブナ新芽
写真 シウリザクラ新芽

木の芽吹きは時期も色も様々です。
早く芽吹くシウリザクラは特に注目。
ピンクの芽鱗から、赤紫の葉が出て、
黄緑と変化していきます。
桜とはいえ花は全く違って、
夏前に咲きます。

アクアグリーンビレッジの4月24日現在。
白い雪が残っているのはキャンプ場。
ここが、GW中に雪が無くなり、
春もみじになり、新緑に変わります。
早い春の変化はめまぐるしく、
朝と夕方で木の色が変わるくらいで、
見逃さないようゆっくり散策します。

写真 暗門遠景

5/19,20 採りつくさないマタギ流山菜ツアー(募集締切)
季節お薦めの募集型ツアーになります。

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2018.4.2更新

白神の春の始まりは花と鳥から


3月からの高温でみるみる雪が融けて行きます。
里の田んぼや庭の雪があっと言う間になくなりました。
これから次々花が咲き、鳥がさえずり
賑やかな、華やかな最高の季節を迎えます。



写真 青空とヤナギ

山の春は、ヤナギの花芽が
伸びて始まります。
毛皮みたいに柔らかく、
光って見えます。
花が開く?と黄色い
モコモコの猫柳みたいになります。

里の春は畑の脇に咲く
「フクジュソウ」
雪どけすぐ、枯れ草の中から
花を咲かせます。
鮮やかな黄色での
まるで太陽のような輝きです。

写真 フクジュソウ
写真 コガラ

白神では最もよく会える鳥「コガラ」
冬の山でも、少数は越冬していますが、
静かなので気付きません。
暖かくなってくると、
多くの鳥が活動を始め、
にぎやかに鳴きだします。

この鳥の名前は「ウソ」、本名です。
日本で冬を越す鳥で、木の芽などを食べて
暖かくなったら北へ帰ります。
渡り鳥たちも白神で休みながら
それぞれの繁殖地へ向かいます。
鳥たちの音楽に囲まれての
山歩き楽しいですよ~

写真 ウソ


5/19,20 採りつくさないマタギ流山菜ツアー(募集中)
季節お薦めの募集型ツアーになります。
個別のツアーはいつでも受け付けます。 

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2018.3.8更新

乳穂(にお)ヶ滝 氷りました。


西目屋村の冬の見所の一つ、乳穂ヶ滝が見事に結氷しました。

写真 乳穂ヶ滝氷結

落差33mの滝が、
稲を積み上げる乳穂(にお)積みの形に
凍るため、この名がつきました。
滝の結氷を見て、
その年の農作物豊凶を占う神事があり、
江戸時代には弘前城の殿様からも
問い合わせの使者が来たそうです。

横から登って行く歩道があり、
滝の裏側の自然の洞窟内には、
お社が5つあります。
氷の柱に光があたると、
それはもう神々しい姿です。

写真 滝うらの社
写真 滝根元

歩道から手が届く距離に
こんな芸術品が見られます。
以前につながりそうになって落ちた氷も
その土台となって
今は見事に装飾されています。

2月18日の滝氷祭のときは、
氷がつながっていませんでした。
その後2月末から今日まで残っています。
そろそろ気温が上がって、
真ん中に亀裂が入ってきました。
とはいえ氷結は4年ぶりのこと。
今年はいいことありそうですね。

写真 滝2018.3.8


3/31,4/1 豆腐作りと雪山トレッキング
今冬最後のとうふづくりです。
この頃でもまだまだ雪はありますよ~

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2018.2.14更新

みなさまのおかげです


白神マタギ舎が、2月21日に環境省と日本エコツーリズム協会より、
エコツーリズム大賞をいただくことになりました。
2000年に3家族で始めた小さなガイド団体が、ここまでこれたのは
応援してくださった皆様、白神にお越しいただいたお客様方など
たくさんの支えがあったからこそです。
本当にありがとうございました。
これからも 白神の森と「ともに生きる」マタギ舎を、
変わらず続けていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

写真 青空と雪景色

雪中お見舞い申し上げます。
数年前には青森でも大雪で
とても苦労したことがあります。
津軽地方では今年はありがたいことに、
いつもよりおだやかな雪景色です。
こんな青空の雪景色に出会うと
冬も大好きになります。

雪が積もったばかりの新雪の
フカフカが写真で伝わるでしょうか?
この季節は、小さな木や藪が
すべて雪で埋まってしまいます。
道がわからなくなるのでなく、
どこでも歩ける道になるのが楽しみです。

写真 新雪フカフカ
写真 冬のツアー

冬の森では葉っぱが
落ちて見通しがよくなるので
いろんな発見があります。
マタギは生き物の痕跡を追うのが仕事、
何か見つければ、お客様にご紹介。

これは、秋にブナの木に登った
クマの爪跡。
ブナの木とクマの関係、
人と森のつながりなど
お話もゆっくり聴けるのが
白神マタギ舎ツアーの醍醐味です。

写真 クマの爪跡


みんなでツアー春休み企画です。
3/31,4/1 豆腐作りと雪山トレッキング(募集中)
その頃には、白神の森も少しは春めいているかな・・・・
 

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2018.1.7更新

あけましておめでとうございます


白神マタギ舎の昨年は、お客さまとのすばらしい出会いに恵まれ良い一年でした。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

写真 雪と光

本年も豊かな自然にに守られつつ、
光り輝く一年となりますよう
祈念しております。

戌年で思い出すのは、クマという名の犬。
工藤光治とともに山を歩いた相棒。
東京生まれで誰にも教えられないのに、
ウサギやカモシカ、クマまで追いかける
名マタギ犬でした。

写真 犬のクマ
写真 豆腐作り 豆

目屋のお正月のごちそうは、
手作り豆腐。
それぞれ自分で育てた無農薬大豆を
数日前から水にうるかして(浸けて)
それをミキサーですりつぶします。
写真は毛豆を使っているので
出来上がる豆腐も少し緑色。
黒豆や茶豆で作れば
それぞれ色がつきます。

大鍋で煮て、布でこして、
にがりを入れて型で整形して、
書けば簡単ですが
半日がかりの大仕事です。
途中の試食も楽しみです。

冬のみんなでツアーは
この豆腐作り体験と雪山トレッキングの
企画です。

写真 豆腐一丁


2/24,25 豆腐作りと雪山トレッキング
冬のおすすめツアーです。お問い合わせお待ちしております。

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2017.12.8更新

白神マタギ舎の調査


マタギ舎の仕事は、お客さまをガイドするだけではありません。
巡視や調査なども大切な仕事です。
そこでわかったことも ガイドしながらお話します。
11月初めにも、核心地域に泊りで調査に出かけました。

写真 荷物を背負って

調査では、山のなかでテント泊まりです。
雪も降り出すこの季節は、
あったかい寝袋や着る物で大荷物。
背負子(しょいこ)に荷物を
くくりつけて歩きました。

白神の奥地はほとんど道がないので、
やぶこぎも当たり前です。
写真でとれるくらいなので、
こんなのはたいした藪ではないんです!

どこでも歩けることも
白神の調査では大事です。

写真 藪コギ
写真 エナガ

動物・鳥類・植物など
さまざまな調査をします。
狩猟や採集を生業にしてきたマタギは、
調査員としてもすぐれています。
生き物の気配を感じとるので、
近くで出会えることも・・・。

写真はエナガという小鳥。
かわいいでしょ。

葉っぱのおちた季節は、見通しがきいて、
今まで知らなかった風景に出会います。
誰も行かない場所にあるこの沼には、
いったい いつ人が訪れたのでしょう。

数千年つづく、人の気配のないブナ林、
自由に暮らす動物たち。
この奥深さと豊かさが
世界遺産として評価されました。

写真 赤石の名無し沼


冬にみんなでツアーを企画しています。
1/20,21 豆腐作りと雪山トレッキング(募集中)
 美味しい手作り豆腐づくり体験と、かんじきを使った雪山歩き。
 夜はマタギの話を聞けます。
2/24,25 かんじき履いてマタギ体験(計画中)
 

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2017.11.11更新

白神山地、今年の紅葉も見事でした


少し早くはじまり、10月いっぱい楽しめたいろどりの季節。
今はもう、葉は散り落ちてしまいましたが、
白神山地の紅葉シーズンの写真をお楽しみください。

写真 ブナ黄葉一本

ブナの木は赤ではなく黄色に黄葉します。
とても優しい黄色で、
森は葉っぱのあかりに
照らされたように明るくなります。

黄金色の森を歩く気分は最高です。
紅葉は新緑のように
長い期間楽しむことはできないので、
こんな森歩きのできる日は年に数日。
この日、この森にいられる
幸せを感じます。

写真 遺伝子保存林紅葉散策
写真 コシアブラの白葉

葉を落とす前に、
それぞれ独自の色で着飾る木々。
コシアブラは緑色の葉っぱが、
秋になると少しづつ色が抜けて
薄くなっていきます。
最後は白く透き通る、
格別に美しい紅葉?です。

白神山地では、
眺望を楽しめる場所は限られます。
山頂までブナの森で覆われていることが
多いのです。
数少ない見晴らしのいい場所が
この、ホントの高倉森です。
やさしいオレンジ色の高倉のむこうは、
岩木山です。

写真 高倉森の紅葉


これから、マタギ小屋の片付けや囲いなど、冬の準備にかかります。
冬のツアーなども企画し、決まり次第こちらで紹介いたします。
お楽しみに・・・・。
 

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2017.10.11更新

白神もすっかり秋になりました。


最近毎日のように、白鳥や雁が鳴き交わしながら渡っていきます。
白神でも標高の高いところは色鮮やかに紅葉してきました。
暗門付近のブナ林でも、日々黄色が増えて明るくなってきました。


写真 オオカメノキ

オオカメノキ

紅葉のはじまりは、まんまる葉っぱの
オオカメノキから・・。
この時期、さまざまな変化をみせるので
目が離せません。
写真は真っ赤ですが、
HP表紙のカラフルなのも同じ木なんです。

紅葉の沢景色

ブナの黄色やモミジの赤の葉っぱが、
はらはらと舞いながら川面に落ちます。
水も澄んでくるし、
沢の秋の景色はとても美しいものです。
ただし沢歩きとなると、
水が冷たくて覚悟がいります(笑)

写真 紅葉の沢景色
写真 リンドウ

エゾオヤマリンドウ

秋を代表する花がリンドウです。
花が少なくなってくるこの季節に
あざやかに咲き誇ります。

ニョロニョロ!?

夏降らなかった分なのか、
この秋は長雨が続きます。
雨のあとはキノコがたくさん出てきます。
食べられるキノコも嬉しいけれど、
こんな見るだけでも楽しいキノコも
あるんです。

写真 ニョロニョロキノコ


今年の紅葉はこれからどんどん美しくなっていきます。
白神のガイドシーズンは、11月初めまで。
日ごとに色変わりしていく山を、楽しみに歩きます。
 

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2017.9.12更新

白神の秋は早そうです


9月に入って、空がめっきり秋めいてきました。
こうなると、去ってしまう夏が惜しまれる気がします。


写真 夏のブナ林

こんな青々としたブナ林を見られるのも
あとわずか・・・。
あわいみどり色の森は、
夏でも日の光を透し明るい森です。
これから秋になってくると、
少しずつ黄色が混じりだし、
さらに華やかになっていきます。

今夏は、十二湖も人気がありました。
青池の湖面に、太陽の光が差し込むと
なんと表現すればいいのか・・・
言葉を失う美しさでした。

写真 十二湖
写真 ウメバチソウ

沢沿いの岩場には、
可憐なウメバチソウが咲いています。
ウメのような花も、まんまる蕾も、
ハートの葉っぱもかわいいですよ。

夏の林道端などで目を引く、
派手なクサギの花。
花独特のつよい香りがあります。
ミヤマカラスアゲハ(蝶)も
よく集まってきます。

写真 クサギ花


これから、森のいろどりの季節が始まり、そのあとは冬に向かいます。
秋は、うつりゆく季節の変化に気づけるように、さらにゆっくり山歩きです。
 

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2017.8.15更新

白神山地の生き物たち①


白神山地では、実にさまざまな生物たちが暮らしています。
その中で、最近出会った生き物をご紹介します。


写真 ニホンカモシカ

ニホンカモシカ

ツキノワグマの次に大きい動物。
出会った時は、じっと見つめあいました。
最近白神に進出してきたニホンジカとは
食べ物などが競合するので、大変!
でも崖の上なら負けない、かな?

モリアオガエル

かわいいでしょ?
お母さんガエルは、大きい吸盤を使って
池の上に伸びた木の枝に登り、
泡でつつまれた卵を産み付ける
不思議なカエルです。

写真 モリアオガエル
写真 カケス

カケスの巣立ちヒナ

とってもおしゃべりな鳥で、
ほかの鳥の鳴きまねが得意。
あんまりうるさく騒いで、
タカやテンに襲われることもしばしば。
口は災いの元 !?

キアゲハの幼虫

あざやかな模様は見事ですね。
大人になった姿はアゲハチョウに
そっくりですが、幼虫時代は
こちらの方がずっとカラフル。
食べるのは、セリ科の匂いの強い草です。

写真 キアゲハ幼虫


お客様をガイドしている時には、なかなか動物に出会えません。
動物たちにとって 人間は怖い存在なので、
人の気配を感じると、黙って逃げてしまうのです。
最近の白神では、サルが全く逃げなくなりました。
こうなると次は、エサをねだって、人を攻撃するようになるかもしれません。
動物を見かけたら、決してエサをやらず、静かに見守ってくださいね。
 

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2017.7.28更新

白神の沢


白神は森と沢でできた恵みの森です。
マタギ達は川には水の神様がいると伝えてきました。
人間や動物の飲み水となり、植物を育てる恵みの雨。
一方で、大雨や大雪は山を崩し、生き物の生活を壊す大きすぎる水。
自然の恵みは、山の人だけでなくすべての生き物が受ける恩恵です。
それでいて人の力でどうにもならない恐れ多いもの、だから神様かもしれません。

写真 沢に写る緑

光が透ける緑の森と、澄んだ水の色、
晴れた日の沢歩きは最高です。
白神山地奥地では、これが道になります。

7月初めから
気温30度を超える日がかなりあるのに、
標高300m少しで、この雪渓。
改めて、白神はすごい!!
春からの雨の少なさが
こんな景色を作っています。
ここを通らないと進めない私たちには
難所ですが。

写真 雪渓
写真 フキのコップ

白神の沢は道になったり、
きれいな景観を作ったり、
そして飲み水です。
沢歩きで休憩すると、
足元の水をすくって飲みます。
フキの葉を丸めて
その場でコップを作ります。

時々、こんな可憐なお花が
むかえてくれることがあります。
誰も来ない山奥でひっそりと咲く、
クルマユリ。
まるで宝物を見つけたような気分です。

写真 クルマユリ


2017.6.28更新

緑したたる白神の森


東北も梅雨入りしましたが、例年6月の白神はいいお天気が続きます。
生えそろった木々の緑がそれはそれは美しく、
川の流れも澄んで夏が近いことを知らせます。
ブナなどの落葉広葉樹の森は夏でも明るく、まるでいつまでも新緑のようです。
雪融け水も収まり、キラキラの水を楽しめる沢歩きのシーズンが始まります。


写真 タニウツギ

タニウツギの花
6月に入ると、道路端や川原に
一面ピンクの花があふれます。
この花はワラビ採りに山に入ったり、
沢歩きを始めたりする目印になります。
川の水も濁りが取れて澄んできます。

白神の沢を歩いていると
たくさんの滝に出会えます。
同じ滝もその時の水量によって、
いつも違う顔を見せてくれます。
今は緑とのコントラストが最高!

写真 滝
写真 雲海

早起きして山に登ると
こんな景色に出会えることがあります。
正に雲の上の世界を歩いて行きます。
左の雲の上に頭を出しているのが岩木山。
中央奥に薄く見えるのが八甲田山です。

暗門の滝手前の6/23現在の様子です。
まだまだ雪渓が大きくて、
今は下をくぐるのも危険!!
雪渓が落ちても、かたまりが無くなるまで
まだしばらくかかりそうです。
歩道から雪が消えれば冬季閉鎖解除です。

写真 雪渓


暗門の滝歩道は、通行止め解除になっても、去年同様に橋がありませんので沢歩きの覚悟でお越しください。
 

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2017.5.31更新

みんなでツアーご報告

今年に入って3回のみんなでツアーを企画いたしました。
個人のお客様を募集して、まとめてご案内するという、 今までにはないツアーでした。
おすすめの季節と、ここでの暮らしを感じてもらえればと計画しましたが
途中で変更ばかりで、全く違うメニューになることもありました。


写真 豆腐作り

2月25,26日 豆腐作りと雪山トレッキング
マタギ舎手作り目屋豆腐を楽しみました。
出来上がりはもちろん絶品ですが、
途中の工程やつまみ食いも楽しいです。

4月1,2日 マタギ流雪山トレッキング
マタギ文化や昔の村での暮らしについて
話をゆっくり聞く時間を設けました。
翌日は良く晴れた雪山トレッキング。
たくさんの動物の痕跡と冬ならではの山の景色を堪能しました。

写真 マタギ流雪山トレッキング
写真 タケノコ焼き

5月20,21日 マタギ流山菜採りと沢歩き
朝からマタギの話を聞いて、映像付きで山菜採りのレクチャーを聞きました。
午後は、山を歩いて夕食用の山菜採りに挑戦。
もちろん、来年もいただけるようマタギ流です。
写真は今年初物のネマガリタケを焼いているところ。
山菜づくしの食事とマタギのお話をたっぷり楽しみました。

翌日はあんまり暑くなったので、沢歩きにコース変更ました。
輝く新緑と残雪に皆様大満足の様子でした。
今月の写真はお客様からご提供いただきました。

写真 みんなでツアー大川


これからの季節は、いつも通りのお客様のご希望に沿うツアーを実施します。
5/30には、マザーツリーなどがある津軽峠まで白神ラインが開通します。
皆様のお越しをお待ちしております。
 

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2017.4.27更新

暗門のブナ林散策道オープンしました

白神山地周辺では、GWにやっと一部の道路が冬季閉鎖解除になります。
西目屋村でも、4/25にアクアグリーンビレッジ暗門まで車で行けるようになりました。
今年は残雪が多いので、ブナ林散策道のごく一部のみが開通です。


写真 雪よけ

ブナ林散策道小回りコースの雪よけの様子
写真中央の沢の両側斜面を
関係者10名くらいで階段を作っています。
危険がないよう雪を削ったり、
ロープや案内板も設置しました。
ここはお客様だけでも歩ける場所です。

イワウチワ
雪が融けた場所では、
地面に小さな花が咲き始めました。
一面にピンクの花咲く姿は、可憐です。

写真 イワウチワ
写真 イチリンソウとカタクリ

キクザキイチリンソウ(左)
とカタクリ(右)
白も紫もどちらも美人ですね。
競い合うように咲き誇っていました。

整備が終わった
ブナ林散策道入り口です。
雪どけが進めば、
歩ける範囲を広げていきます。
ガイド付きならこの季節は、
残雪の上をどんどん歩けます。

写真 ブナ林散策道入り口


今年は残雪と新緑を一度に味わえる、贅沢な春をむかえています。
写真だけでなく、できれば皆様に五感で春を感じていただきたいです。
お時間のとれる方は早春の白神、おすすめですよ。
マザーツリーなど、白神ライン中心部の開通は5/30を予定しています。
 

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2017.4.6更新

4月のみんなでツアー

今月のみんなでツアーはお天気にも恵まれ、
お客様のご希望も果たせました。
「マタギの目で、動物の痕跡を見たい」と言われ
その日見たのは・・・。
リスの本物、ツキノワグマは木の上で食べた跡と登った爪跡、
カモシカは足跡と食痕とフン、サルとウサギは食痕と足跡、テン、ネズミの足跡。
ムササビの食痕とフン。
白神の森のたくさんの動物に出会えた気分。
山の神様のお導きでしょうか?


写真 熊棚

木の上がごちゃっとしているのが熊棚。
あそこ(高さ15m)まで登って、
ドングリを食べた跡。

マルバマンサク
周りは雪の斜面なのに
黄色い小さな花が咲いています。
この花を見ると春を感じます。

写真 マンサク
写真 湖面の景色

津軽ダム周辺から湖面を望む
2時間くらい登ると
こんな景色が見えました。

ツアーとは別に
マタギ小屋の雪下ろしに行きました。
いつもより遅い時期でしたが
まだ2mの雪に埋まり、
屋根にも50cmくらい残っていました。

写真 マタギ小屋雪下ろし


「みんなでツアー」の企画も決定いたしました。
5/20,21 「マタギ流山菜採りと新緑トレッキング」 
 →くわしくはこちら

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2017.3.25更新

白神山地はまだまだ雪の中

3月の青森ではまだまだ雪が降り、積もります。
とは言え 日中はプラス気温になり 積もった雪も減り始めます。
春らしいものを山で探してもまだ、土や緑の彩りには会えません。
ニュースで 梅や桜の便りを聞くと 日本は広いなと感じます。
春は待ち遠しいけど、冬の楽しみはあとわずか・・・。


写真 雪山トレッキング

2月終わりに”みんなでツアー”
「マタギのお話と雪山トレッキング」
盛況のうちに終了しました。
急きょ、目屋豆腐作り体験を入れることになったのですが、
試食も含め、「おいしい!美味しい!」
と好評でした。
雪山トレッキングでは、
夏とは全く違う景色、
道具を経験していただけました。
お客様から写真を提供して
いただきました。

まっ白く見えているのは、
凍結しているダム湖で
上に雪が積もっています。
その中に小さい黒い点が
3ヶ所あるのが見えますか?

写真 ダム湖上の雪
写真 湖の上サルたち

右の二つをアップにして見ると、
サルたちが広大な湖の上を歩いています。
警戒するときは、母ザルは子供を背中
またはお腹にくっつけて移動します。
湖の上には他にも動物の足跡が
たくさん残っています。
冬は、生き物の気配を強く感じられる
季節です。

やっと春の花を見つけました。
陽射しの強いヤナギの木の上の方では
花芽が膨らんできました。
フワフワの銀色に輝く毛皮のようなのが
花びらのない花です。
これからは、つぎつぎと春の気配
を見つけるのが楽しみです。

写真 ヤナギ花芽

「みんなでツアー」の企画も決定いたしました。
4/1,2 「マタギのお話と雪山トレッキング」 
5/20,21山菜ツアー →くわしくはこちら
詳細はのちほど、掲載いたします。

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2017.2.11更新

冬の東北、白神山地どんな感じがしますか?
雪がいっぱいで、寒いとか厳しいイメージが浮かぶようですね。
実際、しっかり装備を整えて歩くと 楽しい事がいっぱいです。
雪の柔らかさ、温かさ、すっきりした森の景色、太陽が出た時の美しさ。
とても文章や写真では伝えきれません。


写真 冬の晴天日

雪が降ったばかりの山は、
こんなにフカフカです。
一晩で
50cm積もることもあります。
お日さまがでると
ピカピカ・・・。
曇る日の多い日本海側では、
太陽のありがたみを感じます。

川原をのぞくと、岩の上に新雪がポコポコ。
お菓子みたい! 美味しそうです。
棒でつつきに行ってみたり、
川の水を飲んだり。
夏より水が少ないので、
川を歩けることもあります。

写真 川原の新雪
写真 雪のロールケーキ

こちらは別の日で
気温が上がりました。
雪がしまり
(量が減り固くなる)
歩きやすくなります。
春のような雪質に変わり、
こんな作品が現れました。
この日は特大、
直径1m近くになりました。
雪のロールケーキが二つ
写っているのがわかりますか?

吹雪の時は、
雪かきを終えると昔語りの一日。
薪ストーブにあたりながら、
ゆったり色々話します。
時にはこんな風に、熊の毛皮を背負って。
昔、毛皮は雨具になったり、
シュラフになったりしたそうです。

写真 熊の毛皮を背負って

ここ数年、ダム工事で不確定だった雪山トレッキング
今年からご案内できるようになりました。
もしよろしければ、一度お試しください。
「みんなでツアー」の企画も決定いたしました。
4/1,2雪山トレッキング 5/20,21山菜ツアー
詳細はのちほど、掲載いたします。

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2017.1.8更新

白神の今 1月

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年、マタギ舎では、昨年好評だった「みんなでツアー」を企画します。
第一弾は2月ぐらいに計画いたします。
詳細は後ほどHPでご紹介いたします。


写真 霧氷

霧氷



寒い日、川からの水蒸気が
木について凍結したものです。
朝日が当たるとキラキラと
宝石のようです。
なんとなく、神々しく
めでたい感じがします。

正月の津軽ダム



今年はとても穏やかなお正月で
雪も降らずあたたかでした。
以前の小さい目屋ダムでは
水面が全面結氷したものですが
この暖かさと、面積の広さから、
まだまだ氷結していません。

写真 正月の津軽ダム
写真 クマタカ

クマタカ



今年 日本では、
私たち鳥の年だそうです。
海外まで旅する渡鳥たちには、
鳥インフルエンザが
流行しているようです。
でも、私(クマタカ)など、
年中白神山地から出ない鳥(留鳥)には
あまり影響はないようです。

マガモ



私たちは、夏はシベリアなどで子育てをしてきました。
向こうはあまり寒いので、日本に越冬に来て、今は津軽ダムにいます。
旅の途中で悪い病気にかかり、弱った仲間が日本で倒れてしまうこともあります。
もし弱っているカモや白鳥を見つけたら、
触らず環境省などに届けてください。
鳥にしても人間にしても健康第一、今年も元気で生きたいものです。

写真 マガモこのページのトップへ戻る↑

2016.11.23更新

白神は早い冬を迎えています

今年のガイドは11月で無事終了いたしました。
たくさんのお客様に来ていただき誠にありがとうございました。
ご縁があり、今後もお付き合いさせていただく方もありそうです。
10月にはNPO法人Nature Service さまと推薦パートナー提携をさせていただきました。

写真 冬景色

いつもより早い冬が来ています。
この写真は11/2の津軽峠
この後も何度もしっかり積雪しました。
やっぱり雪はきれい!!
とうとう冬です。

雪の上には動物の足跡が現れています。
もちろん夏にもあるのですが、
わからないだけ。
写真は親指がしっかりわかる
ニホンザルの足跡です。

写真 サルの足跡
写真 ウグイス

葉っぱが落ちると
藪の中も見通しが良くなり
夏場は隠れているウグイスも
この通りまる見え!
間もなく山を下りて
暖かいところへ渡っていくことでしょう。

白神マタギ舎も冬支度します。
小屋の中には雪でつぶれないように
つっかえ棒します。
外の焚火場も解体して
一緒にシートでくるみます。
ブルーシートって見苦しいけど
小屋を雪や水から守ってくれるから、
強い味方なんです。

写真 マタギ小屋このページのトップへ戻る↑

2016.10.29更新

今年も白神の紅葉はすばらしい!

白神山地の紅葉が、今まさに山から下りてきています。
紅葉や黄葉は毎年同じようにきれいな訳ではありません。
その年の夏の暑さと秋の急な冷え込みで鮮やかさが決まるようです。
今年は確かに急に寒くなりました。

写真 津軽ダム湖畔の紅葉 10/19

津軽ダムの紅葉 10月19日現在



ダムの周りはお日さまをたくさん浴びて
美しい景色になります。
津軽ダムは今年10月16日に
竣工式を迎えました。
昭和63年から28年をかけて完成しました。
写真は大川出合いの水質保全2号堰堤です。
左側に見えているのは
途中から水没してる旧道です。

暗門第二の滝紅葉



10月23日現在
紅葉がピークを迎えていますが
膝まで水に浸かる沢歩きが必要なので
見に来る人はわずかです。
寒い季節の沢歩きは装備と山の経験、
知識が必要になります。

写真 暗門第二の滝紅葉 10/23
写真 沢沿いの紅葉

紅葉の沢歩き



この時期の白神の川は想像するより
ずっと冷たいです。
足が冷たくて、痛くなって、
感覚がなくなります。
かなりの覚悟で望めば、
それに見合う美しい紅葉が
お迎えしてくれます。

ブナ林黄葉



この黄金色のブナ林の美しさは
どう表現したらいいのかわかりません。
春から頑張ったありったけのご褒美に、
美しく着飾っているようです。
昔読んだ絵本の世界の中に
入りこんだみたいです。
この後まもなく、色のない世界になるなんて信じられないですね。

写真 ブナ林黄葉 10/19このページのトップへ戻る↑

2016.9.24更新

白神山地核心地域に行ってきました

白神マタギ舎では、核心地域の指定ルートの調査に出かけます。
釣りなど密漁や動植物の調査のために歩きます。

白神奥山には、道がほとんどありません。
沢を源流までさかのぼり、
尾根を越えて次の沢へ下りるのを繰り返します。
昔からのマタギ道をたどれれば、
滝が少なく、低いところを越えて次の沢に下ることができます。
もし、越える場所を間違うと元の川へ戻ることさえあります。
道しるべは一切ありませんから、
自分の力で現在地を把握して何日も歩く、
そんな厳しさと楽しさがあります。
白神の価値は、この原生的な森の広がりです。

写真 滝を歩く

このぐらいの滝はそのまま登ります。
登れない滝は
横の斜面を
木につかまりながら巻きます。

沢の流れが無くなってきました。
ここからどう進むのか考えどころです。
カモシカなどのけもの道を
借りることも多いです。
動物など自然から学ぶのが
マタギの知恵です。

写真 沢の上の道探し
写真 ツキノワグマの寝ころんだ跡

こちらはツキノワグマが食べて、
寝転んだ跡です。
奥山では、人より動物の方が
はるかに多く暮らしています。
クマ、カモシカ、サル、
テン、ウサギなどの痕跡にあえます。

秋になり、木の実が実り、
葉っぱが紅葉してきました。
とってもかわいいトチの実ですが、
落ちる時には大きな音がして、
びっくりすることも・・。

写真 トチの実このページのトップへ戻る↑

※9月29日をもって、HPが完全に移行します。今後とも、よろしくお願いいたします。


2016.8.22更新

ホームページアドレスが変わります

白神マタギ舎のHPが移転しました。
古いアドレスでは見られなくなりますので
新しいHPアドレスをブックマーク登録してください。
それに伴い、お客様の声コーナー新設、問い合わせフォーム復活など
さらに少しずつ進化しております。
時々ご覧になっていただければ幸いです。

写真 沢とオチブノサワ

さて、今年の白神の夏は、
暑い日が 続いております。
人気があったのが 沢歩きです。
奥の滝が「オチブノサワ」です。

ハコネサンショウウオ



沢の中では、
イワナやカジカ、サンショウウオ、
カエルやオタマジャクシ、
他にもたくさんの水生昆虫がいます。
歩いて疲れたら、
浅い流れの石を動かします。
下に隠れている
ハコネサンショウウオを見つけました。

写真 ハコネサンショウウオ
写真 タテヤマウツボ

タテヤマウツボ



夏の沢沿いで咲く、濃紺から紫の花です。
今年は季節が早く、
もうほとんど終わっています。

クマタカ



最近は こんなすごい生き物を
見た お客様もありました。
お食事中だったようで 動きません。
写真は、お客様からご提供いただきました。

写真 クマタカこのページのトップへ戻る↑

2016.7.11更新

暗門の滝情報

昨年まで、誰でも行ける観光地だった暗門の滝ですが、
今年からは整備しない(橋がない)で 自己責任で歩きたい人だけ通行届を出して、入山します。
以前は、スニーカーや時にはサンダルで歩く人もいました。
そもそも歩道の両側は岩壁で、時折落石が落ちている場所を歩きます。
雨が降れば、遊歩道も水没します。
街と同じ格好で観光気分で歩くと怪我も多くなります。
ガイドをする側としては最も危険度が高く、気を使う場所でした。
今季から、危ない場所だから限られた人が 自己責任で 自分の力で歩く 普通の自然に戻りました。
他の白神観光地は世界遺産区域外なので、様々整備できますが、
暗門の滝は、世界遺産の中になりますので、自然のままになるのも当然かもしれません。

写真 暗門川の中を歩く

橋がかけられていないのでこうやって川を渡ります。
水の中を歩いたりもするので普通の靴では滑ります。
私たちは、白神では万能なスパイク地下足袋を履いて歩きます。

元の遊歩道があるところは使いますが、ここも来年はどうなっているやら・・・。
白神マタギ舎では本当に行きたい方のみ、ご相談の上でご案内します。

写真 暗門旧遊歩道を歩く
写真 サンカヨウ

こちらが暗門第一の滝(一番奥)です。
第三(初めの滝)までなら比較的楽にたどり着けます。
ただ、暗門の滝だけが白神ではありません。
ゆっくりブナ林に囲まれて歩いたり、きれいな水の渓流を歩いたり。
他にも、危険が少なく、白神を体感出来る場所もたくさんあります。

梅雨の盛りの今頃はこんな小さな世界に取り込まれることも・・・。
どこまでも歩かなくても、森は足元に広がっています。

写真 樹幹流このページのトップへ戻る↑

2016.6.12更新

「みんなでツアー」ありがとうございました

ご参加、ご連絡くださった方々誠にありがとうございました。
ごく一部のお客様にしか、ご連絡しませんでしたが、
小人数の楽しいツアーができて、マタギ舎一同喜んでおります。
また企画いたしますので、その時もよろしくお願いします。

写真 みんなでツアーお話中

ツアー1日目、事務局小屋で山の地図を見ながらマタギのお話です。
砂子瀬というマタギ集落の暮らし、
クマ撃ちの話から鉱山やダムのことまで、
あっと言う間に時間がすぎました。
その後は山菜料理を楽しみました。

次の日は、ブナ林新緑トレッキング、道なき道を進みます。
山菜の横を歩きながら、昼食分を確保します。
食べられる物は、たくさんあっても必要な分だけいただく。
マタギの精神を実践します。

写真 白神のブナ新緑トレッキング
写真 サンカヨウ

春の山は次々と小さなお花が咲きます。
こちらはサンカヨウという可憐なお花です。
一面に咲く場所も・・・。
そして雨が降るとこの花びらが透明になるのです。


雨の日の散策は嫌ですか?
歩きだしてみると、緑は鮮やかだし、変わったものも見られます。
ブナの幹を流れる 樹幹流・・・いえいえブナのお○っこ?

写真 樹幹流このページのトップへ戻る↑

2016.5.7更新

今さらになりますが、
九州の震災にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。
遠く熊本や福岡から来ていただいたお客様を思い出しながら
みちのくから応援しております。

「春のお仕事」

写真 白神の残雪

マタギ舎では4月末から5月は
とても忙しい季節です。
GW前後にはクマ撃ちに
出かけて行きます。
今年は異常な小雪、
それでも白神山地の稜線付近ではまだまだ雪があります。

上から見ていると、
ブナが山の尾根を駆け上がってくるのが
わかります。
今年は11日間山にこもり、
下山してくるともう新緑がすごいのです。
ブナの木に、やわらかな緑の葉っぱが
あふれてきます。

写真 白神のブナ 新緑
写真 白神 マタギ 薪割

熊うちに出かける前後には、
薪ストーブ用に木を伐り出します。
マタギ舎メンバー自宅では
薪ストーブで暖をとり、
煮たきをしています。
木を切ってすぐでは水分が多く、
いい薪になりません。
二年ぐらい乾かすと
燃え方がよくなります。

みんなで山のブナの木を伐りに
マタギ小屋のそばに行きました。
畑のリンゴや雑木も薪にしますが、
ブナは木肌が美しく、
素晴らしい薪になります。
燃やすのがもったいな~い!

写真 白神 マタギ ブナ薪割このページのトップへ戻る↑

2016.4.16更新

特別な春を迎えています

今年の春は、西目屋村にとっては特別な春です。
数十年かけて作られている津軽ダムが完成します。
津軽ダムの場所には、以前から目屋ダム(昭和35年完成)があり
その底には目屋マタギの里、砂子瀬がありました。
当時目屋ダムの完成で人と物資が流れ込み、
生活がすっかり変わったそうです。

今度の津軽ダムのため
人生2度目の移転をした人もいます。
この津軽ダムで村はどんな風に変わるのか
その大事な時期にさしかかっています。

写真 2016.3.12撮影白神集落

今年、津軽ダム工事は完成し、
新しいダムに水を溜めて検査する試験湛水が始まっています。
水位が上がってきていますが、まだ雪の下になって、はっきり水面は見えません。
砂子瀬や川原平といった集落があった場所も沈みました。
<2016.3.12撮影>

試験湛水でほとんど満水です。この水位は100年に一度の洪水の時だそうです。
この後またずっと水を落として検査します。
ダムの出来るときなんて、なかなか見られません。
<2016.4.14撮影>

写真 2016.4.14撮影白神津軽ダム
写真 白神のキブシ

雪が融けた場所から、つぎつぎと花が咲きだします。
これは林道脇にも多い、キブシです。
黄色い小さな花がたくさんぶら下がっています。

この季節の山歩きの醍醐味が残雪で歩きやすくなること。
そして下りは場所を探しては、シリ滑り。
こんな楽しみは、早春だけです。
今年は雪が早く融けているので、いつまで楽しめるかな・・。

写真 白神トレッキング シリ滑りこのページのトップへ戻る↑

2016.3.7更新

冬のマタギ舎②

今年の冬のマタギ舎の大事なお仕事が、
エコツアーのコースのリニューアルでした。
ホームページのエコツアーコースをリニューアルしました。
皆様からご意見いただければ幸いです。

色々考えていると、やりたいことが出てくるものですね。
今後は、募集型のおすすめツアーも作成したいと思ってます。

写真 勉強会の様子

牧田先生を囲む勉強会?



冬のまったりした時間はとても大切です。
特に今年は、先輩方からいろいろなお話を聞く機会に恵まれています。
お勉強といっても雑談もしながら、あっという間に時間がすぎます。
好きなようにいろいろ聞ける、これが楽しいのかもしれません。
たくさんのことを知っている先輩たちの知恵は、マタギ舎のおおきな財産です。

事務局長 工藤茂樹さんの道具作り



茂樹さんは、道具を作る名人です。
伝統的なものから、自分で考えたものまで。
新雪の上を歩くのにカンジキは欠かせません。
クロモジなど、白神にある木を使って自分の靴のサイズに合わせて手作りします。
道具にふさわしい木などの材料を吟味すること、加工すること、すべてが高等な技術を要します。
これが軽くて、一番歩きやすいのです。
最新のスノーシューでは、白神の急斜面を登るのは難しいです。

写真 カンジキ
写真 走るテン

走るテン



今月はテンの生きている姿に出会いました。
先月は、代表の家でこのテンが襟巻になっていて、数十年たってもきれいなまま使われているのを見ました。
十年と言われるテンの寿命よりもはるかに長い時間です。
生きている動物を、毛皮に・・・、かわいそうですか?
今はそう思う人が多くなり、猟は出来なくなったそうです。
テンを捕らえるのは1年のうちたった2か月。
その時期が最高の毛皮だからです。
その生き物の最高の状態の命を頂くのがマタギの命の生かし方です。

ダム上流 雪景色



テンが走っていたのは、大川。
青森県一の大河岩木川の源流です。
見えている一番奥が秋田県との県境。
手前は新しく水を溜め始めた津軽ダムになります。
一番奥の山の向こうまで目屋マタギの猟場でした。

写真 ダム上流雪景色このページのトップへ戻る↑

2016.2.10更新

冬のマタギ舎①

今年の白神はびっくりするくらい雪が降りません。
「雪かきが楽で助かる」
という人もいますが、山の人は 
「このままじゃ、春が早く来すぎる、夏の水がなくなる・・・」
と不安にもなるのです。

昔の山村や農家では、冬はゆっくり家の中で過ごすことが多かったので
様々な家仕事や楽しみがありました。
子ども達は囲炉裏を囲んで年寄りから昔話をきいたりします。
それにならって、マタギ舎の先輩のお話会を開催しました。


写真 お話し会の様子

代表工藤光治のお話会では
使い込まれた道具の説明から・・・

山に生えている物を使った
手作りの道具が多く、
丈夫に作られているため、
一生ものも多い。
ショイコ(背負子)、
カンジキ(スノーシュー)、
コダシ(細縄を編んで作った袋)、
コナギ (積雪期に使う杖)、
四本爪(アイゼンのような滑り止め)

写真 マタギの道具
写真 テンの毛皮の帽子と襟巻

テンの毛皮で作った帽子と襟巻。
とてもフサフサであったか~い!

お天気のいい日は山歩き。
冬の晴れて冷えた朝に
川霧が発生して木が霧氷に覆われた。

写真 霧氷に覆われた木々このページのトップへ戻る↑

2016.1.7更新

2016 新春

あけましておめでとうございます。
白神マタギ舎を今年もよろしくお願いいたします。

皆様はどんなお正月をお迎えですか?
青森では、年末と言えば、地元を離れている家族が帰省します。
お正月を待たず、大晦日の夜「年越し」と言って御馳走を食べます。
今年は雪も少ないので、くつろいだお正月になっています。

写真 冬の日本猿

あけましておめでとうございます。
今年は私たちの年だそうです。
ニホンジカに負けずに頑張ります!

朝霧がかかって
そこに光があたって
神秘的です。

写真 冬景色
写真 尾太岳

白く輝いているのが
尾太岳(オップダケ)1083m、
神様が棲みそうな森でしょう?

12月から豆腐を作ります。
初めは12月12日、山の神の日。
それから年末には、
丸二日かけて正月用に。
餅つきもしますが、
それは半日ほどで終わります。

写真 手作り豆腐このページのトップへ戻る↑

2015年以前の「白神の今」は→こちら